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近藤雄一
一太郎2022まとめ
一太郎は、ジャストシステムが販売する日本語ワープロソフトです。Windows登場前のワープロソフトと言えば、一太郎でした。現在は、マイクロソフトのWordが定番ですが、今でも一部の官公庁や教育現場などで使われています。
一太郎2022には、以下の2つのラインナップがあります。
- 一太郎2022
- 一太郎2022プラチナ
一太郎2022・一太郎2022プラチナの比較表
一太郎2022、一太郎2022プラチナ、過去の一太郎2021プラチナ・一太郎2020プラチナを比べた表を作りましたので、ご覧ください。
一太郎2022 | 一太郎2022 プラチナ | 一太郎2021 プラチナ | 一太郎2020 プラチナ | |
---|---|---|---|---|
参考価格(税込) (特別優待版) | 11,880円 | 35,200円 | 33,110円 | 33,110円 |
文章作成 (一太郎) | 一太郎2022 | 一太郎2022 | 一太郎2021 | 一太郎2020 |
日本語変換 ATOK | ATOK Passport [プレミアム]1年 | ATOK Passport [プレミアム]1年 | ATOK for Windows 一太郎2021 Limited | ATOK for Windows 一太郎2020 Limited |
ATOK用辞典 | デジタル大辞泉 for ATOK | 新明解国語辞典 for ATOK 新明解類語辞典 for ATOK | 大辞林4.0 for ATOK | |
音声読み上げ (詠太) | 詠太12 | 詠太11 | 詠太10 | |
グラフィック (花子) | 花子2022 | 花子2021 | 花子2020 | |
メール (Shuriken) | Shuriken 2018 | |||
PDF作成・編集 (JUST PDF) | JUST PDF 5 | JUST PDF 4 | JUST PDF 4 | |
表計算 (JUST Calc) | JUST Calc 4 /R.2 | JUST Calc 4 /R.2 | JUST Calc 4 /R.2 | |
プレゼンテーション (JUST Focus) | JUST Focus 4 /R.2 | JUST Focus 4 /R.2 | JUST Focus 4 /R.2 |
一太郎2022の一番大きな変化は、買い切り版ATOKが無くなったことです。一太郎2022に付属するATOK(エイトック)は、サブスクのATOK Passport[プレミアム]1年となりました。1年分のみなので、2年目からは有料になります。
「一太郎2022プラチナ」は、「表計算ソフト(JUST Calc 4)」「プレゼンテーションソフト(JUST Focus 4)」が使えるのが特徴です。ExcelやPowerPointに相当する機能ですね。
一太郎2022プラチナと一太郎2021プラチナの比較
- 「一太郎」「詠太」「花子」「JUST PDF」のバージョンアップ
- 「JUST Calc 4 /R.2」「 JUST Focus 4 /R.2 」は更新なし
- メールソフトShuriken無し
- 搭載辞書が「新明解国語辞典・新明解類語辞典」から「デジタル大辞泉」になった
「一太郎」「ATOK」「詠太」「花子」「JUST PDF」は、バージョンアップされており、正当な進化をしています。一方で、表計算ソフト「JUST Calc 4 /R.2」、プレゼンテーションソフト「 JUST Focus 4 /R.2 」は変更がありません。
なお、2020年までプラチナに搭載されていた「メールソフトShuriken」が非搭載となっています。Shuriken2018単体の発売(ダウンロード版 3850円)はされていましたが、2022年2月9日(水)個人向けは販売終了となりました。
また、搭載辞書は毎年変更されますが、一太郎2022プラチナでは「デジタル大辞泉」が搭載されています。
ATOK Passportについて
ATOKは、エイトックと読みます。ATOKは、日本で人気のある日本語入力ソフトです。
そして、ATOK Passportは、Windows・Mac・Android・iOS(プレミアムのみ)で使えるATOKのサブスクサービスです。常に最新のATOKを使うことができ、10台まで利用することができます。
一太郎2022に付属するのは、上位プランのプレミアムで、年間プラン7,920円相当となります。
年間プラン | 月間プラン | |
ATOK Passportプレミアム | 7,920円 | 660円 |
ATOK Passportベーシック | ー | 330円 |
ATOK Passportプレミアムの特徴は、iOSでも使えること、クラウド機能(クラウド文書校正やクラウド辞典etc)が使えることです。また、Android版もProfessional版で、AI機能学習した賢い推測変換を利用することができます。
普段からATOKをよく使う方・複数台のPC・スマホでATOKを使う方であれば、便利なサービスと言えますね。
ATOKはまず1年使ってみる。2年目以降はどうするべきか?
一方で、1台のパソコンのみ・たまにしか文章作成しない人にとっては、買い切り版ATOKが付属されなくなったことは悲報ですね・・
ちなみに2017年までは、(単体の)ATOK2017の販売がありました。2008年9月〜ATOK定額制サービスが開始され、サブスクの流れになってきたわけですね。
一太郎2022を購入するなら、まず1年のみATOK Passportを使ってみて、次の選択肢を取ることになるでしょう。
- ATOK Passportを更新する
- Google日本語入力(無料)を使う
- 過去の(買い切り版)ATOKを使う
(ATOK以外で)人気がある日本語入力ソフトは、無料で使えるGoogle日本語入力です。予測変換も優秀なので、一度使ってみると良いでしょう。
過去の(買い切り版)ATOKを使う方法もありそうですが、一太郎2022と併用できるのか確認する必要があるでしょう。また、サポート終了日は以下の通りです。ただ、セキュリティアップデートも同じ期限なのか、別途確認が必要ですね。
製品名 | サポート終了日 |
一太郎2021 | 2024.02.05 |
一太郎2020 | 2023.02.07 |
一太郎2019 | 2022.02.08 |
また、(買い切り版)ATOKを持っていない方は、あえて一太郎2021を買うという選択肢もありますね。ただ、公式ショップも2022/02/09で販売終了しており、手に入れるのは難しいかもしれません。
新元号は、一太郎2017以降で対応している
一太郎の新元号対応は、一太郎2017以降のバージョンとなっており、一太郎2016以前はバージョンアップを検討するのが良さそうです。
【新元号へ対応する製品】
一太郎2019
一太郎2018
一太郎2017【新元号へ未対応の製品】
上記製品以外の旧バージョンでは、新元号への対応は対象外となります。恐れ入りますが、この機会にあわせてバージョンアップをご検討ください。
一太郎プレミアムバージョンが無くなった
一太郎2019までは、3つのバージョンがあり、「通常版」「プレミアム」「スーパープレミアム」というバージョンでした。
一太郎2022と一太郎2019の構成の違いを見てみると、「一太郎2022プラチナ」が「一太郎2019スーパープレミアム」に相当するようです。つまり、「プレミアム」が無くなった感じですね。
参考までに、一太郎2019プレミアムは、「一太郎」「ATOK」に加えて、
- 音声読み上げソフト(詠太)
- グラフィックソフト(花子)
- メールソフト(Shuriken)
- PDF作成・編集ソフト(JUST PDF)
がセットになったパッケージでした。表計算ソフト「JUST Calc」とプレゼンテーションソフト「JUST Focus」が含まれていないのが特長でした。
それでは、さらに詳しく見ていきましょう。
一太郎2022の価格・パッケージまとめ
一太郎2022の価格を表にまとめてみました。(公式ショップの)一太郎2022の値段は、パッケージ版とダウンロード版が同じ値段に設定されています。
また、一太郎2022は、(一太郎2021と比べると)1000円〜5000円程度の値上げとなっています。
パッケージ名 | 一太郎2022 | 一太郎2021 | 一太郎2022 プラチナ | 一太郎2021 プラチナ |
---|---|---|---|---|
通常版 | 23,100円 | 20,900円 | 42,900円 | 40,370円 |
通常版 (ダウンロード版) | 23,100円 | 17,600円 | 42,900円 | 37,400円 |
特別優待版 | 11,880円 | 10,230円 | 35,200円 | 33,110円 |
特別優待版 (ダウンロード版) | 11,880円 | 8,140円 | 35,200円 | 30,800円 |
バージョンアップ版 | 9,900円 | 8,800円 | 31,900円 | 30,800円 |
バージョンアップ版 (ダウンロード版) | 9,900円 | 6,600円 | 31,900円 | 28,600円 |
バージョンアップ版(USBメディア) | 12,100円 | 11,000円 | 34,100円 | 33,000円 |
アカデミック版 | 9,900円 | 8,800円 | 31,900円 | 30,800円 |
アカデミック版 (ダウンロード版) | 9,900円 | 6,600円 | 31,900円 | 28,600円 |
一太郎2022を安い順に、並べてみました。
- バージョンアップ版、アカデミック版
- 特別優待版
- 通常版
4つのバージョン(版)は、製品構成はすべて同じですが、購入できる対象ユーザーが違います。安い順に、対象ユーザーか確認していきましょう。
一太郎2022 バージョンアップ版
すでに一太郎を持っている方や、JUST Suiteを持っている方が対象です。古いバージョンでも購入対象になります。
バージョンアップ版の購入対象について
「一太郎2022 プラチナ [ATOK 40周年記念版] 」「一太郎2022 [ATOK 40周年記念版] 」のバージョンアップ対象は以下製品をお持ちでユーザー登録されている方となります。
※以下に記載がある製品であれば、古いバージョンでも購入の対象となります。
一太郎、JUST Suite、一太郎&花子スペシャルパック、Justsystem Office、一太郎Office、Voice一太郎、ATOK 2015~2017 for Windows(各Win&Mac含む/for Macは除く)
バージョンアップ対象でないジャストシステム製品を使っている方は、特別優待版を検討するのがいいですね。
また、「バージョンアップ版のインストール」時には、「User ID」が必要になります。そのため、事前にユーザー登録をしておく必要があるようです。事前に確認しておきましょう。
※バージョンアップ版については、User IDがないとインストールを進めることができません。お持ちの製品のユーザー登録がお済みでない場合は、必ずユーザー登録をおこない、User IDを取得してください。
パッケージ版
一太郎2022 アカデミック版
アカデミック版は、学校の先生(教職員)や学生(中学生以上)の方を対象とした製品です。バージョンアップ版と同じ価格設定になっています。
購入の際は、学生証や身分証の提示が必要になります。
詳しくは、こちらのサポートFAQをご確認ください。
参考 アカデミック版の購入対象についてJustSystemsパッケージ版
ダウンロード版
一太郎2022 特別優待版
ジャストシステム製品を持っている方や、Word等のMicrosoft Office製品を持っている方が対象です。例えば、ATOKのみ持っている方なども該当しますね。
「ジャストシステム製品を持っている」場合のインストール時に、「User ID」が必要になります。事前に確認しておきましょう。
※なお、以下の場合は、インストールの際にシリアルナンバーに加えて、User IDの入力が必須となります。
- 特別優待版で「ジャストシステム製品を持っている」場合のインストール時
詳しくは、こちらのサポートFAQをご覧ください。
参考 特別優待版の購入対象についてJustSystemsパッケージ版
ダウンロード版
特別優待版インストール画面の例(Microsoft Office製品を持っている場合)
参考までに、こちらが一太郎2019 特別優待版のインストール画面です。インストール途中に、Microsoft Officeの対象製品を選ぶ画面が表示されます。
ちなみに、ジャストシステム製品を持っている場合は、前の画面に戻って、User IDを入力する必要があります。
Wordもしくは、該当のMicrosoft Office製品を選択して、インストールを進めましょう。
一太郎2022 通常版
「特別優待版」「バージョンアップ版」「アカデミック版」のいずれにも該当しなかった場合は、「通常版」を選びましょう。
パッケージ版
ダウンロード版
一太郎2021 特別優待版
ATOK買い切り版が欲しい方は、一太郎2021も探してみましょう。販売終了しているかもですが・・・
パッケージ版
ダウンロード版
一太郎購入の参考情報
Microsoft Officeと一太郎2022の料金比較
圧倒的にシェアが高いMicrosoft Officeとの料金比較も確認しておきたいですね。ここでは、Microsoft製品を持っている前提で、特別優待版で比較をしています。
Word単体 | 16,284円 |
一太郎2022(特別優待版) | 11,880円 |
Office Home & Business 2021 (Word/Excel/Powerpoint/Outlook) | 38,284円 |
一太郎2022プラチナ(特別優待版) | 35,200円 |
一太郎は、Microsoft Office製品よりも少し安くなっているようです。このあたりは、かなり意識した価格設定になっていますね。
Microsoft Office製品については、以下の記事をご覧ください。
【Office2024発売】Microsoft Office・Word・Excelはどれを購入するべきか?できれば無料で。一太郎発売日は毎年2月です
一太郎は、毎年2月頃発売されています。年末年始ぐらいで、急がない方は、次バージョンの発売を待つのもありですね。
一太郎2022 | 2022年2月10日(木) |
一太郎2021 | 2021年2月5日(金) |
一太郎2020 | 2020年2月7日(金) |
一太郎2019 | 2019年2月8日(金) |
一太郎2018 | 2018年2月9日(金) |
一太郎2017 | 2017年2月3日(金) |
一太郎は3台までインストール可能
一太郎や一太郎プラチナは、同時に利用しないことを条件に、その人だけが使用する端末3台までイントールすることができます。同じユーザーのデスクトップパソコンとノートパソコンに入れておく等ができますね。
複数のパソコンにインストールして使用できるか
以下の製品については、一人のお客様が同時に製品を使用しないという条件の場合、その人だけが使用するコンピューター3台までインストールすることができます。
- 一太郎2022 プラチナ [ATOK 40周年記念版] *1
- 一太郎2022 [ATOK 40周年記念版] *1
- 花子2022
- JUST PDF 4
- Shuriken 2018
- ホームページ・ビルダー22 *2
- 楽々はがき Max
- ラベルマイティ17、ラベルマイティ17 プレミアム
- ラベルマイティ POP in Shop12
一太郎ビューア2022
一太郎のファイルを受け取った場合、閲覧・印刷のみなら無料の一太郎ビューアが使えます。対応OSは、Windows11 / Windows10 / Windows8.1です。編集が必要ない場合は、一太郎ビューアで十分でしょう。
参考 ダウンロード|一太郎ビューアジャストシステム一太郎ビューア2022は一太郎2022をベースに作成されているため、表示能力は一太郎2022と同等です。
まとめ
一太郎2022の2つのラインナップのご紹介と、各バージョン(版)のご紹介をしてきました。順に確認し、適切なバージョンをご購入頂ければと思います。
本記事をご覧頂きありがとうございました。
参考情報
参考までに、過去の一太郎の記事はこちらです。
一太郎2021はどれを購入するべきか? 一太郎2020はどれを購入するべきか?価格と各パッケージの選び方を徹底解説! 一太郎2019はどれを購入すればいいですか?【通常版と特別優待版の違いなど】