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近藤雄一
目次
つ釣り脱出(10匹以上釣りたい)
師匠は言いました。
師匠
毎日の釣果(釣りの結果)報告では、度々激励を頂きました。
3月のある日、5匹釣れた日です。
師匠
何としても10匹は釣りたい。そう思うようになってきます。
エサはイクラからヒラタへ
3月上旬〜中旬はイクラで頑張っていましたが、3月下旬から川虫のヒラタを探すチャレンジを始めました。ヒラタは地元ではキンスケという愛称で呼ばれています。
ところが、イクラからヒラタへ変えた途端、釣れなくなりました。ヒラタを探すのも大変な上に、ヒラタを針に付けるのもうまくいかないし、エサの保管にも課題がありました。まさに1からのスタートです。
川虫のヒラタを探す
ヒラタは、ツルツルの石裏にいることが多いらしいのですが、これを見つけるのが結構大変なのです。パッと石をひっくり返して探してみても、まったくいないのですw
たまに1匹ぐらいは見つけることができるのですが。
探し続けていていると、どうやら流れの変化のある所、泡泡になっている上や下の石についていることが多いことが分かってきました。普通の石には1〜2匹ですが、たまに20匹程度引っ付いていることがあります。この神石を見つけた瞬間は、アマゴが釣れたより嬉しい気分になります。
ヒラタのエサ管理に苦戦
ヒラタが取れると、次はエサの管理に奮闘です。ヒラタは水をしっかり切って、エサケースにいれます。水があった方がいいのかと思いきや、水の中の酸素(溶存酸素量)が足りなくなってしまうため、ヒラタが窒息してしまうそうです。
川虫の管理には、様々な方法があります。渓流釣りの本には園芸用コケを湿らせて入れる方法が書いてありました。また、釣り名人は細かいサラサラの砂をまぶす方法ですし、他にも木の切り屑をまぶす方もいるようです。
私は、最初は天然のコケを使ってみました。この方法は失敗でした。表面はコケなので良い感じですが、下は砂がついているし、湿らしすぎたのか、ヒラタが弱るのが早い印象でした。
次は、細かい砂もやってみましたが、少し大きめの砂も混じっていたためか、ヒラタを扱いづらかった・・(もう少し細かい砂でチャレンジする余地がありそうです)
次は、園芸用のコケでチャレンジです。川の水で湿らせて、手でギュッと絞り、エサケースに入れてあげます。最初は良い湿り具合ですが、釣りを終わる頃には結構乾いているので、まだ課題は残っている感じですが、半日の釣りであれば十分対応できそうな感じです。
エサケースの改善
エサケースも改善を続けてきました。
1台目は、800円程度のプラスチックケースでした。イクラであればこれで十分です。川虫のヒラタに変えてからは、少し狭さも感じていました。
2台目は、桐箱が良いという噂を聞き、釣具屋さんで調達してみました。何度か試した結果、次の方法に行きつきました。
桐箱全体を川に浸し、水を十分に切ります。園芸用のコケを川に浸し、ギュッと絞ります。この方法で随分と長く餌持ちがよくなったと思います。
5月下旬から夏の陽気になってきて、気温が気になってきます。
3台目は、名人オススメのサーモベイトステンを購入しました。空気の断熱層に加えて、小さめの保冷剤を忍ばせることができます。マグネットで開閉も楽チンです。
川の移動はやっぱり危険
川の中の移動は、やはり危険が伴います。
これまで何度となく滑ってきました。が、こけたことはありませんでした。膝を打ったことは何度かありますw
2021年6月2日、疲れもたまり始めた4時間経過したあたりで、岩に針がかかって取りにいくことに。エサも少なくなっていたので、そろそろ終わりかなと油断もありました。
水量は少し多いですが、流されるほどの川ではないので、サクッと針が取れました。で、岸に戻る途中、割と大きめの平らな石にのってしまい、あっという間に気づいたら90度世界が回転していました。
左半身が濡れたので、速攻で起きがります、平らなので簡単に起きられました、セーフと思いきや、1秒後にはドドッと水が入ってきました。
水はそれほど冷たくないので良かったのですが、3月だったら凍えているでしょうw
川の移動は改めて危険と感じたのでした。
宿敵 大雨
大雨が降ると1日〜3日ほどは釣りができなくなります。それどころかエサのヒラタを見つけるのが困難になります。ヒラタも流されてしまっているのでしょう。川のどこかにはいるはずなのですが、水量も増えるため、一層探すのが困難になるわけですね。というわけで、大雨は大嫌いです笑
小雨は釣れるらしい(が、まだ釣れない)
雨の予報だったため、釣りをお休みしていると、師匠は言いました。
師匠
アマゴは、地元ではアメノウオと呼ばれ、雨が降った時に活性があがるそうです。
アマゴの”活性があがる”とは、雨でヒラタも流されるため、アマゴがエサを求めている状態のことを言います。さらに水面が雨で乱れるため、人への警戒心も弱まる効果もあるようです。
とはいえ、実際に雨の日にチャレンジしてみると、人間も濡れるわけで、竿に糸がへばりついたり、眼鏡が濡れて視界が悪くなったり、仕掛けの作り直しがとても大変でした。釣果も伸びませんでした。
小雨でたくさん釣れる経験はまだないので、今後の自分に期待です!
ついに「つ釣り」脱出(10匹以上釣れる)
2021年4月5日、まる1日かけてついに11匹を釣り上げることができました。朝5時半〜10時で4匹、12時半〜17時半まで7匹でした。9.5時間も釣りをしたのは、この日が初めてでした。1時間に1匹程度ですが、1つ釣れると次を期待して頑張ることができます。0更新だった3月が嘘のようです。
師匠は言いました。
師匠
初めて褒められました。
また、次の目標が与えられます。師匠は言いました。
師匠
!!!わずか1時間で5匹〜7匹!!!つまり、10分に1匹を釣り上げる計算です。新たな目標ができたのでした。
ここで「つ釣り」を脱出できたポイントを考えてみました。
釣れた経験の蓄積
1箇所でも数通りの流れ・ポイントにチャレンジすることができます。アマゴがエサを待っている場所に投げ込むイメージです。
釣れた数が少ないと、そもそもどこにアマゴがいるか分かりません。今から考えてみれば3月はやみくもに投げ込んでいたようなものです。釣れた経験が少ないので、それも仕方ないでしょう。
釣れる数が増えた分だけ、釣れそうなポイントがイメージできます。流れの早い脇の部分や、滞留している場所、川の端の部分、次の落ち込みの手前の部分など。
師匠は言いました。
師匠
この言葉は、釣りの金言(名言)だと思います。釣りは、経験がすべてなのです(たぶん)
アマゴのいる場所が分かってくると、予想をしながら流すことができるようになりました。まだまだ経験不足ですが、10匹を釣れる能力にはなってきましたw
竿を思い通りに振れる
また、竿の振り方もうまくなってきて、風がなければ割と思い通りに投げられるようになってきました。手前の流れから徐々に奥に投げていきます。
思惑とは違う所に入った時には、新しい発見があるかもしれないと思い、そのまま流してみます。流れが早そうに見えて、緩やかな場所もあります。こんな場所にはアマゴがいるかもしれない、と新たな経験値を得ることができます。
風のある日や、木の下で攻めきれない場所もありますので、まだまだレベルアップが必要そうです。
川底を知る(偏光グラスが便利)
偏光グラスを使うと、水面がギラギラしても、川底が見えるようになります。
晴れの日はもちろん便利ですが、曇りの日でも川底が見やすくなります。
川の中も変化のある場所を中心に、アマゴが棲み着いているので、この川底の情報がとても重要です。川底に大きな石があれば、石の後ろに棲みついていることもあるからです。
根がかり(針が石・岩・枝にかかる)ことも防ぐことができます。
また、次に述べるように、川の流れが把握できるので、アタリも取りやすくなります。
アタリが取れるようになってきた
3月時点では、深い落ち込みで釣れることがほとんどでした。
師匠は言いました。
師匠
落ち込みのある場所は、とても少ないので、瀬で釣る必要があるわけですね。
また、落ち込みでは、当たった際、アマゴが下に移動するためか、目印が大きく下に移動するので、アタリが取りやすいのです。
瀬のアタリは、(流れに逆らって)目印がピタッと止まったり、川の流れと違う動きをする感じです。川底の情報は、川の流れを予測する情報になるので、アタリを取りやすくなります。
とはいえ、まだまだ逃してしまうアタリも多く、手首の返しがまだまだ甘いようです。今後の改善ポイントです。
まとめ
エサの管理や、竿の振り方、アタリの取り方など、まだまだ課題が多くあります。ただ、一番必要なアマゴの釣れる場所・イメージは、経験値が溜まってきたため、思い通りに釣れることも増えてきました(楽しくなってきました)
釣れ始めると、休憩もなしで5時間程度があっという間に過ぎていくので不思議です。釣り終わるとヘトヘトですw 今後も改善を積み重ねながら、釣果を伸ばしていきたいと思います。