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お客さま
「Rakuten Hand 5G」を実際に購入して、povoと楽天モバイルのeSIMx2を設定してみて、使うことができました。ちなみに、「Rakuten Hand 5G」はpovo動作確認端末には記載がありませんでした。それでは詳しく見ていきましょう。
近藤雄一
目次
「Rakuten Hand 5G」のデュアルSIM運用(楽天モバイルとpovo2.0)
「Rakuten Hand 5G」は、eSIM2枚のデュアルSIM運用が可能です。eSIMと言えば、楽天モバイルとpovo2.0ですね。
(楽天リンク経由で)かけ放題ができる楽天モバイルと、容量をカスタマイズできるpovo2.0が使えれば、柔軟な使い方ができそうです。
特に楽天モバイルは1プランがウリで、0〜3GB 1,078円、使い放題3,278円とお得感があります。一方で、3GBを超えると2,178円(税込)となるため、3GB〜20GBはウィークポイントでした。
そこで、povo2.0で必要な分だけパケットを追加して、柔軟にパケット運用をしてみようというわけです。
povo2.0について
(povo2.0)動作確認端末を確認する
Povo公式サイトの動作確認端末(2022年2月18日時点)には、Rakutenで販売した端末として、以下の機種が紹介されています。
- Rakuten Hand
- Rakuten Mini
- Rakuten BIG
「Rakuten Hand 5G」は、掲載されていないため、自分で確認する必要がありそうです。
povo2回線目は別メアド必要(番号発行は無料でした)
iPhone12miniでpovoを利用しているため、2回線目を申し込むことにしました。
povoは、(AU・UQモバイル含めて)5回線まで持つことができます。povo2.0アカウントは、1つの番号しか持てないため、別のメールアドレスが必要になりました。
一人何回線まで契約できますか。
同一名義での大量不正契約の防止を図るため、原則として個人契約の同一名義における当社とのスマートフォン・携帯電話の契約回線数をau・UQ mobile含めて累計5回線までに制限させていただきます。
(なお、1つのpovo2.0のアカウントでお申込みいただける契約回線数は1回線です)。
ただし、お申し込みいただける回線数は、お申し込み内容により異なる場合がございます。
2回線目は、(本来は)契約時の手数料3,300円(税込)です。ただ、当面の間は手数料はかからない措置が取られているようです。そのため、2回線目の番号発行も無料でした。
ご契約にかかる手数料について
1回線目のご契約にかかる手数料はかかりません。ただし、新規契約または他社から乗り換えで、同一名義のpovo2.0のご契約が2回線以上となる場合は、税込額3,300円の手数料がかかります※。※当社所定の場合はこの限りではありません。なお、後日当社にて複数回線名義であることが確認できたときも請求させていただく場合があります。ただし、当面の間、本手続きに関する手数料はかかりません。
povoキャンペーン
「povoフェス2022 Spring」は、キャンペーン期間中 1回線目が対象のキャンペーンとなっています。以前申し込んだのは、キャンペーンが始まる前だったため、このキャンペーンも適用できました。
2月23日(水)申込みで、特典1メールが届いたのは3月2日(水)でした。1週間程度で届く感じですね。
また、「povoおともだち紹介プログラム」で、友人に紹介してもらうことができました。
紹介者に3G(30日間)、紹介された私にデータ使い放題(24時間)が付与されました。
申込時に忘れずキャンペーンコードを入力しましょう。
詳しくは、povo公式サイトを確認しましょう。
参考 povoおともだち紹介プログラムpovo2.0周りにpovoユーザーがいない場合は、povoお試しキャンペーンが使えるかもしれません。
povoの申込み
朝8時頃に申込み、午前11時頃には本人確認完了のお知らせが届きました。
povoアプリのダウンロード
povo2.0申込みはアプリのみなので、Google Play Storeで、povo2.0アプリをダウンロードします。
なお、povo1.0アプリも表示されますが、povo1.0は新規申し込みを受付終了しています。
あとは、povo2.0公式サイトを参考にしながら、申込み・eKYC(本人確認)を行っていきます。
参考 ご利用手続き(新規契約のお客さま)povo2.0認証コード確認は、別のスマホ・PCで行いましょう
(すでにpovo2.0で使っているメールアドレスと別の)新たに用意したメールアドレスでログインします。
この時、6桁の認証コードがメールに届きます。メールを見ようと、「Rakuten Hand 5G」でアプリ切り替えすると、povoアプリが最初の画面に戻ってしまうため、認証コードの入力ができません。
別のスマホ・PCでメールを確認すると良いでしょう。(iPhoneのpovo2.0アプリは、アプリ切り替えしても大丈夫なのですが…)
SIMはeSIMタイプを選ぼう
「Rakuten Hand 5G」はeSIMなので、必ずeSIMタイプを選びましょう。
「Rakuten Hand 5G」のeSIM初期設定
申込してから3時間後、午前11時頃に「【povo】本人確認完了のお知らせ」のメールが届きました。
eSIM初期設定方法には、2パターンあります。
- eSIM利用端末1台で実施する場合(コード入力方式)
- 複数台端末をお持ちの方の場合(QRコード方式)
2台のスマホを用意できたので、QRコード方式で行いました。
iPhone12miniのpovo2.0アプリにログインし、eSIM設定用のQRコードを表示し、「Rakuten Hand 5G」で読み取る流れです。
参考 eSIMご利用のお客様(Android)povo2.0今から思えば、「Rakuten Hand 5G」のみで「コード入力方式」でやった方が簡単だったかもしれません。
eSIMのQRコード読み取り・APN設定
あとは、povo2.0公式サイトのeSIMのQRコードを読み取り、ネットワークの設定(APN設定)を設定すればOKです。
SIMスロットは、楽天モバイルのeSIMを設定していない方を選びましょう。私はSIMスロット1が楽天モバイルなので、スロット2を選びました。
また、APN設定を終えたら、三点リーダーを押して、「保存」を忘れずにしましょう。
デュアルSIMの設定(通話・SMSはKDDI、データ通信はKDDI or 楽天)
「通話の設定」「SMSの設定」は、KDDIに設定します。標準の電話アプリとメッセージアプリは、KDDI・povo2.0を使えるようになります。なお、楽天モバイルは楽天リンクアプリを使うため、この設定で大丈夫ですね。
そして、データ通信は、まずはKDDI(povo2.0)を使う設定にしておきます。
実際にデュアルSIM運用で使ってみた
電話4パターン
電話は、次の4パターンを試してみました。いずれも正常に着信・発信できて、会話も行えました。
- povo2.0から発信
- povo2.0の着信
- 楽天モバイルから発信
- 楽天モバイルの着信
電話(povo2.0から発信)
すでにKDDIから発信する設定になっているため、連絡先から発信すると自動的にpovo2.0からの電話となります。
電話(povo2.0の着信)
povo2.0の着信時は、標準電話アプリの通知が表示され、KDDIで着信中と表示されるため、povo2.0に電話がかかってきたことが分かります。
電話(楽天モバイルから発信)
楽天モバイルからの電話は、いつも通り楽天リンクを使えばOKです。
電話(楽天モバイルの着信)
楽天モバイルの着信は、楽天リンクの通知が表示されるため、慣れれば楽天モバイルに電話がかかってきたことが分かります。
SMS(povo2.0)
povo2.0でSMSする際は、標準のメッセージアプリを使用します。
SMS(楽天モバイル)
楽天モバイルは、楽天リンクからSMSを送ることができます。
データ通信の切り替え(povo2.0、楽天モバイル)
また、「データ通信の設定」は、povo2.0を使いたい時は「KDDI」に設定し、楽天モバイルを使いたい時は「Rakuten」を選べばOKです。
これでpovo2.0・楽天モバイルの回線、それぞれ無事にデータ通信することができました。
「Rakuten Hand 5G」でpovo 5Gも使えた
「Rakuten Hand 5G」の5Gオンにしておくと、povoでAU5Gエリアを利用できました。
なお、povo 5Gサービス提供は2021年9月14日〜提供されています。5Gエリアは、AUのエリアマップ(5G)を確認すればOKです。
KDDI、沖縄セルラーは、オンライン専用ブランドpovoにおいて、2021年9月14日から5Gサービスの提供を開始します。povoをご契約中で5G対応の端末をご利用のお客さまは、お手続きやSIMカードの交換なしに5Gサービスを利用することができるようになります。
まとめ
楽天モバイルの「Rakuten Hand 5G」のデュアルSIM(eSIM2枚)を活かして、povo・楽天モバイルを設定しました。無事に電話・SMS・データ通信を行うことができました。これで柔軟なパケット運用ができそうですね。