特定のブラウザからのみ「Access Denied」エラー問題の解決法

お客さま

Google Chromeで、Microsoftサポートのサイトにアクセスすると「Access Denied」と表示されます。他ブラウザでは大丈夫なのですが。
(今回のような)特定のブラウザからのみ問題が起きる場合は、ブラウザに保存されているCookie(クッキー)が原因の可能性があります。詳しく見ていきましょう。

近藤雄一

特定のブラウザからのみ、特定のサイトにアクセスできない問題

確認したところ、Google Chromeでのみ、Microsoftサポートにアクセスできないようです。

エラー画面「Access Denied」

エラー内容
Access Denied
You don’t have permission to access “http://support.microsoft.com/ja-jp/help/4086176/office-2010-approaching-end-of-extended-support” on this server.

「Access Denied」問題の解消

次に、他ブラウザでのアクセスを試してみました。結果は、以下のブラウザでは正常に開けました。

  • IE
  • edge
  • Firefox
  • chrome(シークレットモード)

他ブラウザでは開けることから、IPアドレスによるブロックや、セキュリティソフトの問題などではなさそうです。

また、Chrome(シークレットモード)で開けることから、「Cookie等のサイトに関するデータ」が原因の可能性があります。

そのため、ウェブサーバーやアプリサーバー側で、アクセスをブロックしているのかもしれません。

Chrome「Cookie等のサイトに関するデータ」の削除

そこで、「Cookie等のサイトに関するデータ」を削除してみましょう。

STEP.1
Chromeの設定を開く

STEP.2
詳細設定を開く

STEP.3
「サイトの設定」を開く

STEP.4
「Cookieとサイトデータ」を開く

STEP.5
「すべてのCookieとサイトデータを表示」を開く

STEP.5
該当のURLの一部入れて、削除する

該当のURLの一部「support.microsoft.com」を入れて、ゴミ箱ボタンをクリックする

参考 Chrome で Cookie の削除、有効化、管理を行うGoogle Chrome ヘルプ

無事に該当のページを開くことができました。

まとめ

今回の原因は、ブラウザが保持しているCookie(クッキー)で、サービス側でブロックされている事が原因でした。ユーザー側で、ブロックされた原因を突き止めるのは難しいので、Cookie(クッキー)を削除するのが良いですね。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。皆さまの参考になれば幸いです。