auユーザー以外でも使えるau Wi-Fiアクセスまとめ【ギガぞうとの違いも解説】

au Wi-Fiアクセスとは?

au Wi-Fiアクセスは、au PAYユーザーならauのWi-Fiスポットが無料で使えるサービスです。au PAYユーザーなので、au回線の携帯・スマホを持っていなくも、使うことができます。

元々、auユーザー向けに提供していた「au Wi-Fi SPOT」を、au PAYユーザーにも開放したという事でしょう。

au Wi-Fiアクセスの特長は、以下のとおりです。

  • 2020年9月1日から提供開始
  • 全国のauのWi-Fiスポットで使える
  • スタンダードプランは無料

au Wi-Fiアクセスの使える場所

au Wi-Fiアクセスのホームページによると、以下のステッカーが貼ってある場所で利用できるとの事です。ただし、一部のスポットを除くとの事なので、au Wi-Fiアクセスのアプリで、エリア確認するのが良さそうです。

au Wi-Fiアクセスの使える場所のマークau Wi-Fiアクセスの使える場所のマーク(公式サイトより)

au Wi-Fiアクセスの使えるお店は、かなり増えている印象です。ほんの一部ですが、使えるお店は、次のとおりです。

au Wi-Fiアクセスの使えるお店(一部)
カフェコメダ珈琲
サンマルクカフェ
スターバックス
タリーズコーヒー
ドトールコーヒー
ファーストフードモスバーガー
ロッテリア
ケンタッキー
サブウェイ
バーガーキング
ドムドムバーガー
レストランCoCo壱番屋
ガスト
ジョナサン
バーミヤン

国内約10万箇所以上で使えるとの事ですので、au Wi-Fiアクセスのエリアマップで確認するのが良いでしょう。

スタンダードモードとセキュリティモード

au PAYユーザーが使えるのは、スタンダードモードです。

また、auスマートパスプレミアムユーザーが使えるセキュリティモードがあります。

スタンダードモードとセキュリティモードの違い

公式サイトの情報を元に、スタンダードモードとセキュリティモードの違いを抜粋してまとめてみました。

スタンダードモードとセキュリティモードの違い
スタンダードモードセキュリティモード
対象au PAYユーザー(無料)auスマートパスプレミアムユーザー(月額548円)
スポット数10万以上10万以上
台数スマホ or タブレット 1台スマホ or タブレット 1台
PC or ゲーム機など 1台
VPN機能×

(参考)[au Wi-Fiアクセス] 「スタンダードモード」と「セキュリティモード」の違い(株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス)

まず、使える場所は、Wi-Fiスポット数は、(両モード共に)同じ10万箇所以上です。

また、スマホ・タブレットに加えて、(もう一台)パソコンで使うことができます。仕事でカフェでパソコンを使うというユーザーは、セキュリティモードを検討してみましょう。

次に、セキュリティモードでは、VPN機能を使うことができるので、Free Wi-Fiに接続する際にセキュリティを向上させることができます。VPN機能は、ユーザーの端末からVPN事業者まで暗号化して通信できるので、アクセスポイントから情報を盗み見とられる心配がなくなります。その分、VPN事業者を信頼する必要がありますが、(KDDIの小会社である)株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレスなら安心できるのではないでしょうか。

使える台数・VPN機能、この2つが大きな違いになるわけですね。

auスマートパスプレミアム

auスマートパスプレミアムは、auユーザー以外の方も加入できる月額サービスです。au PAYマーケットでお得に買い物できたり、アプリ/WEBアプリの提供、スマホの安心サポートなどがあります。

公式サイトを確認する

au Wi-FiアクセスとギガぞうとWi2 300

au Wi-Fiアクセスは、KDDIと(KDDI小会社である)株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス(以下、Wi2)が提供するサービスです。

ここで気になるのが、(Wi2の提供する)ギガぞうとWi2 300とau Wi-Fiアクセスの違いについてです。

使えるSSIDをまとめた表を作成してみました。

 

au Wi-FiアクセスとギガぞうとWi2 300の使えるSSID一覧
ギガぞうau Wi-FiアクセスWi2 300 公衆無線LAN
Wi2eap
au_Wi-Fi2
Wi2eap
au_Wi-Fi2
Wi2
Wi2_club
Wi2_free
wifi_square
Wi2
Wi2_club
Wi2_free
wifi_square
Wi2
Wi2_club
Wi2_free
wifi_square
Wi2premium
Wi2premium_club
0000Wi2
Wi2premium
Wi2premium_club
0000Wi2
Wi2premium Wi2premium_club
0000Wi2
mobilepoint
mobilepoint2
mobilepoint
mobilepoint2
参考 ギガぞう Wi-Fi、月額定額プランでの利用エリア大幅拡大 Wi2 と au の全てのスポットが利用可能に(2020年8月31日)(PDF)株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス 参考 どのSSID(ネットワーク)に接続したらいいかわからない株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス 参考 (au Wi-Fiアクセス)「au Wi-Fiアクセス」と「au Wi-Fi接続ツール」は 何が違うんですか?株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス

ギガぞう

2020年9月〜auのWi-Fiスポット「au Wi-Fi2」と、Wi2オプションエリア「Wi2premium(_club)」が使えるようになりました。これでほぼau Wi-Fiアクセスと同じアクセスポイントとなりました。

ギガぞうでは、これらのアクセスポイントに加えて、ソフトバンク系列のモバイルポイント(mobilepoint)も使うことができます。

ギガぞうのプラン
スマホ専用プランスタンダードプランファミリー機器安心パック
月額料金(税別)182円455円780円
高セキュリティWi-Fi
(Wi2eap等)
VPN機能
台数1台5台10台
備考モバイル機器保険特典

ギガぞうとau Wi-Fiアクセスを比較してみましょう。

まず、ギガぞうは、全てのプランでVPN機能が使えます。そのため、スマホのみで利用する人でVPN機能が欲しい方は、ギガぞうのスマホ専用プランが良さそうです。auスマートパスプレミアムに入るよりは安上がりになるためです。

PCを含め、複数台使いたい人は、スタンダードプランが良さそうです。2台であれば、au Wi-Fiアクセス セキュリティモードでもいけますが、3台以上で使いたい場合は、ギガぞうのスタンダードプランが良さそうですね。

Wi2 300

「Wi2 300」は、Wi2の会社ができた当時のプランで、少し古いプランとなっています。

そのため、(ギガぞうで提供されている)高セキュリティのWi2eapには繋ぐことできませんし、Wi2premium(_club)にはオプションエリア料金がかかってきます。

Wi2 300 月額定額プラン
月額定額料金362円(税抜)
オプションエリアチケット(1時間)100円(税込)
Wi2 300 ワンタイムプラン
6時間350円(税込)
24時間800円(税込)
3日間1,500円(税込)
1週間2,000円(税込)

また、Wi2 300はアプリの提供がないため、無線接続後にブラウザ上でID・パスワードの入力を求められます。「ギガぞう」「au Wi-Fiアクセス」は、アプリの提供があるので、設定が容易で、接続が簡単だというメリットがあります。

これから新しく加入されるのであれば、au Wi-Fiアクセスか、ギガぞうを選ぶ方が良いでしょう。

まとめ

au Wi-Fiアクセスは、auユーザー以外でも使うことができ、キャリアが提供しているWi-Fiスポットなので安心して使うことができます。

スマホのみで使うならau Wi-Fiアクセス スタンダードモードがオススメですし、PCでも利用ならau Wi-Fiアクセス セキュリティモードか、ギガぞう スタンダードプランが良いでしょう。

自分の外出スタイルに合わせて、適切なプランを選択していきましょう。