【徹底レビュー】Chromecast with Google TV 使い勝手はどうですか?

Chromecast with Google TV記事

お客さま

「Chromecast with Google TV」を使ってみたいです。使い勝手はどうですか?
「Chromecast with Google TV」 はテレビのHDMI端子に接続するだけで簡単に使うことができ、YoutubeやNetflixを見るのにとても便利です。リモコンもあるので操作しやすく、Youtubeもサクッと検索できるのでオススメです。

近藤雄一

「Chromecast with Google TV」の概要

「Chromecast with Google TV」は、テレビのHDMI端子に差し込むだけで使うことができ、YoutubeやNetflixを気軽に見ることができます。

Chromecast with Google TVの箱

Chromecast with Google TVの中身

Chromecast with Google TVの電源

「Chromecast with Google TV」の開封

MEMO
Amazonで「Chromecast with Google TV」を検索してみましたが、2021/05/20現在では取扱がありませんでした。

「Chromecast with Google TV」本体は、以下のような特徴があります

  • 4K 60fps
  • 電源はUSB Type-C
  • Wi-Fi 802.11ac(2.4 GHz / 5 GHz)/ Bluetooth
  • Android TV OS

付属リモコンの特徴は次のとおりです。

  • 内蔵マイク
  • 単4電池2本
  • 赤外線
  • Bluetooth
  • 加速度計

HDMIケーブルはテレビに差し込み、スマホのGoogleホームアプリで設定しました。

ちなみに、スマホなしで設定する事も可能なようですが、Wifiパスワードの入力などを考えると、スマホ設定がオススメです。

参考 Chromecast with Google TV と音声リモコンをセットアップするChromecast ヘルプ

ノーマルChromecastとの違い

ノーマルChromecastとの違いをまとめると、以下のとおりです。

  • メニュー画面がある(GoogleTV)
  • リモコンが付属(Google アシスタント対応)
  • 4K対応(ChromecastはフルHD)
  • スマートホーム デバイスを操作できる

大きな違いは、上2つの「メニュー画面」「リモコン付属」です。

ホーム画面

「Chromecast with Google TV」のホーム画面

1点目は、テレビ画面上にメニュー画面を出せることで、Chromecastの操作性がぐんと高まりました。特に家族みんなで動画を探す際は、スマホで探すよりも格段に便利になりました。テレビの大画面で操作できるのは良いですね。

この点は、Firetv stickでもできた事に近いので、一瞬Firetv stickを使っているような感覚になりました笑

2点目は、リモコン付属されたことで、Youtube・Netflixを一発で呼び出すことができ、テレビのリモコンなしで操作できるので、便利です。

リモコン表

リモコン横

テレビの電源もつけることができます。また、「テレビ」と「Chromecast with Google TV」を入力切替えせずに、テレビを見たい時はいきなり(テレビのリモコンで)チャンネルを直接押せば良いですし、Youtubeを見たい時は「Youtubeボタン」「Googleアシスタントボタン」を押せばOKです。

以上の2点が、ノーマルChromecastとの違いで、特に便利になっている所ですね。

「Chromecast with Google TV」を使ってみた感想

これまでFiretv stickやChromecastも便利なので利用してきました。Firetv stickは、リモコンが付いていて便利なので、プライムビデオやNetflixの動画を選ぶのに使っていました。また、Chromecastは、スマホでYoutube動画を選び、キャストすることで利用してきました。

一方、「Chromecast with Google TV」は、Youtube・Netflixを中心とした画面・リモコン設計で、とても使いやすいデバイスです。

リモコン操作でサクサク動く(快適)

過去にテレビに付属している機能で、Youtube・Netflixボタンがあり、便利かと思いきや、動きがモッサリで残念だったことがあります。

一方で、「Chromecast with Google TV」は、(firetv stickのような)画面・リモコンの操作性でサクサク動きますし、とても快適です。テレビが一気にスマートデバイスになり、グレードアップする感じです。

また、早送りの動作も簡単です。1タップ10秒送りで、長押しするとグーっと進む感じも使いやすいです(説明が難しいですがw)ちなみに、アプリでキャストした場合、戻るボタンしか表示されないことが多いです。Netflixアプリの場合、30秒巻き戻しボタンのみです(2021年3月現在) そのため、シークバーを操作することになるのですが、早送りって結構難しいんですよね。リモコン強しですね。

キャスト機能は使用減(でもたまに使う)

これまでもChromecastは使っていて、スマホのYoutubeで検索し、Chromecastに飛ばして見ていました。検索もスマホなら簡単だし、便利だと思っていました。

今回、新たにリモコンが卓上に置かれたことで、使い方が一気に変わりました。音声入力で、サッと検索することができるので、(リモコン経由で)Youtubeを検索する頻度が増えたのです。

リモコンの音声入力が便利なので、主にYoutubeで使っていたChromecastのキャスト機能は、使用する頻度が大幅に減りました。

減りはしましたが、スマホで動画を見つけたときに、そのままキャストできるのはやっぱり便利です。キャスト機能+リモコンを使えるのが、「Chromecast with Google TV」の強みですね。

音声入力でサクッと検索できる

「Chromecast with Google TV」のGoogleアシスタントボタンを押しながら、音声入力する事ができます。

今や音声入力は、精度がとても良いので、ほぼ間違いなく探してくれます。ストレスは感じません。

音声入力中の画面音声入力している例

ちなみに、リモコンのソフトウェアキーボードで検索することもできますが、検索する気にもなりません笑 IDやパスワードを入力する時のみ使いました。

ソフトウェアキーボード入力画面

ソフトウェアキーボード入力画面例

Googleアシスタントが便利

「Google アシスタント」を使えば、「Google Home」スマートスピーカーのように、分からないことを教えてくれます。

「Google アシスタント」ボタンを押しながら、質問してみます。例えば、12月末には、「年末ジャンボ宝くじの販売期間」と聞いてみました。

宝くじの販売期間を調べる

「Chromecast with Google TV」のGoogleアシスタントの表示例

どうやらGoogleの強調スニペットの情報を出してくれているようです。

Google検索結果の例

Google検索の強調スニペット

動画を音声入力で検索する「◯◯の動画」

Googleアシスタントは便利なのですが、たまにうまく検索できないことがあります。

例えば、東京タワーの動画を見たいなあと思って、「東京タワー」と固有名詞で検索してみます。表示結果は、小さなGoogleマップとWikipedia解説でした。

東京タワーを調べる

東京タワーの表示例

そのため、動画を探したい際は、「◯◯の動画」と言えば、すぐにYoutubeが再生されて便利です。

例えば、「薄焼き卵」を作りたいと思った際は、「薄焼き卵の作り方の動画」と言えば、次々に動画を再生してくれます。

薄焼き卵の作り方

「薄焼き卵の作り方の動画」と検索

このように「Googleアシスタント」の検索のコツさえつかめば、とても便利に使えそうですね。

横断検索は不便かも

例えば、Googleアシスタントの音声入力で「アクション映画を探して」と検索すると、様々なサービスから横断検索してくれます。これは便利ではあるのですが、有料サービスに加入していない動画も表示されてしまうので、見ることのできないもどかしさを感じました。

あと、「孤独のグルメ」と検索すると、Netflixに加入しているのでたくさん見られる状態だけど、Youtubeの「孤独のグルメ」の公式動画が出てくることもあります。Youtubeでも一部が見られるようになっているのですが、本当はNetflixで探したかったわけです。

以上のことから、映画を見たい時はNetflixアプリ内から探す、動画を見たい時はYoutubeアプリから探すようにしています。

音量ボタンは便利(横配置なのが残念)

表面にミュートボタンがありますが、あまり使いません。また、音量ボタンが横にあるので少し使いづらいです。そのため、音量ボタンが表面に欲しかったなあと感じました。

とはいえ、音量変えられるのはとてもありがたいです。特に動画によって音量が変わることもあるので、とても助かっています。

広告は付くけど、ひどい広告なし

最近、Youtubeの広告は品質が低下しているように感じますが、「Chromecast with Google TV」で表示される広告が品質が良いです。イメージとしては、テレビCMで流れているような品質の広告が流れます。

おそらく家族みんなで見ることを想定し、スマホやPCとは違う基準で広告が表示されているのでしょう。

Chromecast with Google TVのホワイト色も買ってみた

追加で、Chromecast with Google TVのホワイト色も買ってみました。

Chromecast with Google TV(ホワイト)

充電アダプタもホワイト色なので、統一感があって、良い感じです。ブルー色タイプと比較してみました。

Chromecast with Google TV(白色)
Chromecast with Google TV(ホワイト)

Chromecast with Google TV(水色)
Chromecast with Google TV(ブルー)

Chromecast with Google TVのリモコン(水色と白色)

個人的には、リモコンはブルー色の方が好きですね。Googleアシスタントボタンの色合いが好きだからです。このあたりは好みですね。

MEMO
Amazonで「Chromecast with Google TV」を検索してみましたが、2021/05/20現在では取扱がありませんでした。

以上が、「Chromecast with Google TV」を使ってみたレビューでした。少しでも参考になれば嬉しいです、ご覧いただきありがとうございました。