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近藤雄一
きのくにロボットフェスティバルとは?
御坊市で、毎年12月の20日前後に開催されている、ロボットフェスティバルです。
和歌山県・御坊市などの行政と和歌山高専などが中心となり、開催されているようです。
このページでは、きのくにロボットフェスティバル2019の様子をお伝えします。
小中高校生のロボコン対決
イベントの中心は、小中学生と高校生対象の、ロボコン対決です。
- 小・中学生の「全日本小中学生ロボット選手権」
- 高校生の「きのくに高校生ロボットコンテスト」
小中学生の部門については、参加がしやすいように感じました。
決勝大会までの流れは、次のようになっています。
(参考)全日本小中学生ロボット選手権ーロボットを作って競技に挑戦!!リーフレットより
なんと夏頃にロボット組立て講習会が開催され、大会に必要なキット等が無料で配布されるそうです。
ちなみに、この大会で使用されるキットは、タミヤ製の市販品です。
市販品が使われている事からも、ロボコンが身近に感じられますね。
高校生部門は、工業高校が中心のようですが、小中学生部門は誰でも気軽に参加できそうですね
大会の様子
- 小学生部門:「大河を越えろ」
- 中学生部門:「花を咲かせよう」
大会の風景は、こんな感じで、本格的なロボコンです。
中学生部門「花を咲かせよう」の様子
この花瓶に花を入れていき、より早く満開にさせるか、より多くの得点を取ったら勝ちというルールです。
中学生部門「花を咲かせよう」の様子
スーパーロボットショー(企業ロボット)
最先端のロボットのパフォーマンスも披露されました。
- SEED(THK株式会社)
- duAro(川崎重工業株式会社)
人間型ロボットSEED(シード)は、簡単にロボット操作ができ、将来的にはカフェなどで働けるロボットとして使えるのではないか、と紹介されていました。
SEEDロボットがお茶を渡しているシーン
あと、似顔絵を描いてくれるduAro(デュアロ)というロボットも、行列ができるほどの人気でした。
こういった最新のロボットに触れあえるのも魅力のイベントですね。
高専ロボコン
最後に登場したのが、今年の高専ロボコンのマシンです。和歌山高専・小山高専・奈良高専のマシンがパフォーマンスをしてくれました。
2019年の高専ロボコンの競技テーマは、なんと「洗濯物干し」でした。
まずは、ロボットが洗濯物を回収に向かいます。
ロボットが洗濯物を集めます
集めた洗濯物を(人間の手で)ロボットに装填をして、次は干しに行きます。これがけっこう難しい。
洗濯物を干している様子
アイデア対決高専ロボコンらしく、風を送り干すというアイデアも。
洗濯物を干している様子
奈良高専のTシャツがけ8枚同時がけ、自動マシン2台によるシーツがけは、圧巻で歓声が起こっていました。
洗濯物を干している様子
高専ロボコン全国大会の様子が、NHKサイト内で公開されています。準々決勝第1試合を見ると、奈良高専マシンの活躍が見られるのでオススメです。
参考 全国大会 - 対戦表 | 高専ロボコン - NHK高専ロボコン - NHKきのくに21(2015年1月放送)
少し古いですが、2014年きのくにロボットフェスティバルの様子が公開されています。
他にも、小中学生発明の「私たちのくふう展」や御坊市少年少女発明クラブの展示などもありました。
まとめ
特に小中学生のお子さんがいらっしゃる場合は、ロボット組立て講習会に参加して、きのくにロボットフェスティバルに参加してみてはいかがでしょうか?
参考リンク
きのくにロボットフェスティバル2019のまとまった情報はこちらです。
参考 きのくにロボットフェスティバル2019和歌山工業高等専門学校「ロボット組立て講習会」や「予選会」の情報は、和歌山県教育委員会のページにあります。
参考 「きのくにロボットフェスティバル2019」 | 和歌山県教育委員会「きのくにロボットフェスティバル2019」 | 和歌山県教育委員会