祝!日高新報と紀州新聞に掲載されました!

日高新報と紀州新聞の1月10日朝刊で掲載されました。けっこう大きい紙面でびっくり。とても素敵な記事を書いていただき、嬉しかったです。少し追加でコメントさせて下さい。

日高川町地域おこし協力隊として2015年から17年12月まで寒川地区で活動していた近藤雄一さん(33)=滋賀県出身=が、寒川地内を拠点にパソコンサポート業を起業した。
「楽天」でシステムエンジニア(SE)として働いたITスキルを活用し、地域の情報発信力をサポート。「仕事がないといわれる地方でも、こんな仕事ができるということを示せれば」と意欲を見せている。

起業する場所はけっこう重要ですよね、お客さんが多い場所で起業した方が有利ですし。でも、これまで寒川の人を応援する立場で、仕事を作る必要性を話してきました。主役は住民で、協力隊はそのサポート役でした。
私自身も一人の住民になった今、まずは自分が仕事を作るチャレンジをしてみたいな、と。このチャレンジする姿を見て、誰かが新しいことを始めてくれたり、誰かが帰ってきてくれたり、移住してくれる人が現れれば、それも価値かなと思います。ここで起業する事がどんな価値を生むのか、やってみないと分かりません。というわけで、まずはやってみようと思います!

 協力隊では寒川地区の担当となり、「ホタル・ホタル祭りの復活」「原木椎茸栽培」などに取り組んだ。ホタルの復興では中止になっていたホタル祭りを「寒川ワンダフルナイト」という新たなイベントで復活。イベントは毎年行われており、地域の活力向上に貢献。ITスキルを生かし、さまざまなホームページを作るなど、情報発信分野でも活躍してきた。

協力隊としてITサポートをしたと言えば、寒川ワンダフルナイトの情報発信ですね。Facebookページ公式ホームページを立ち上げました。6年ぶりのお祭りなので、お客さんに周知する必要性がありました。これに限らず、マスコミへのプレスリリースや、広報への掲載など、地道に情報発信をしてきました。一年目、多くの来場者を見たときには、本当に嬉しかったです、ホッとしました笑

他には、同じ協力隊の「村越の村おこし」の公式ホームページの作成、SNS情報発信のサポートも。紀中森林組合のホームページは一眼レフカメラを持っていき写真撮影も3日間行いました。こういったITサポートを仕事としてやっていきたいな、と思っています。

退任後も寒川に残り、新事業を模索。昨年11月に試験的にフェイスブックなどでパソコンサポートの仕事を受け付けたところ、友人、知人以外からも多くの注文があった

パソコンサポートを始めていない時期でも、「パソコン見てくれへんか?」と声をかけて頂き、仕事になっていました。Facebookとホームページを開設したところ、友人・知人以外からも問い合わせを頂き、遠くは和歌山市や古座川町からも仕事を頂くことができました。本当に嬉しいですね。

業務内容はパソコンやスマートフォンのトラブルからホームページの更新、このほか知識を生かせる専門的な仕事も受け付ける。「寒川でも仕事ができるという見本になれば。出張サポートなので立地的には不利ではありますが、今後、プラスになる要素を探していきたい」と話し、「将来的には県が進めるプログラミング教育にも携わっていければ」と抱負を述べている。

本当はもう少し業務内容を絞りたい所ですが、需要がどこにあるかわからない事もあるので、(ハードウェアの修理以外なら)なんでもやっていこうと思います。

あと、プログラミング教育には興味があるので、情報収集から始めています。プログラミング教育は、子どもの可能性を拡げられる話題だと思います。ただ、課題も多くて、”プログラミング的思考”とは何か?、プログラミングを好きになるには、情報処理ではなく情報編集力を高めるにはどうすればいいのか?など、興味は尽きません。

一年目となる2019年は手探りながら、いろいろとチャレンジしていこうと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

参考 寒川からITで起業日高新報