【レビュー】ahamoに乗り換えた。実際5ヶ月使ってみた感想など。

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ahamoの概要

NTTドコモのahamoは、2021年3月26日(金)にスタートした、ドコモのオンライン専用プランです。

ドコモの「ahamo」を見てみる

ahamoブランドができた背景

菅義偉 元総理は、2018年8月(官房長官時代)に「携帯料金4割値下げ」できると発言し、その後(2020年9月に)総理大臣となり、値下げ政策を実行してきました。その背景には、電波は国民みんなのもので、大手キャリア3社の寡占状況で料金が高止まりしているのは健全ではない、という考えがありました。

2020年12月3日 NTTドコモは、ahamoブランドを発表し、20GB2,980円(税抜)で業界を驚かせることになりました。その後、2021年3月1日に20GB2,700円(税抜)・2,970円(税込)に料金改定し、3月26日(金)サービス開始となりました。

また、他社も追随する形で、AUはpovo、ソフトバンクはLINEMO、格安SIM会社も新しい料金プランを発表することになります。

オンライン専用プラン(チャットサポートのみ)

ahamoは、オンライン専用プランで、(基本的には)チャットサポートのみとなります。

ただ、2021年4月22日(木)〜ドコモショップにて、有料(3,300円)で、お申込みサポート・(契約後)各種お手続きサポートが始まりました。

また、スマホ端末の故障対応も、ドコモショップで開始しました。

故障受付チャネルの拡大について

ahamoは各種お手続きをオンラインにて受付するプランですが、本サポート開始にあわせ「故障に関するお手続き」について、緊急の通信環境確保の観点など即時対応のご要望が多いことからドコモショップでの修理受付（無料※）を実施します。

※修理代金は機種やご加入の補償サービス、修理の内容によって異なり、別途かかります。

「ahamo WEBお申込みサポート」「ahamo WEBお手続きサポート」の開始および故障受付チャネルの拡大について

プラン料金 2,970円(税込)

ahamoプラン料金は、データ容量20GB・5分かけ放題付きで、2,970円(税込)となっています。従来のわかりにくい割引がなくて、シンプルな料金体系が魅力的ですね。

パケット容量20GB

ahamoは、パケットをたくさん使いたい若者向けプランとして、中容量(20GB)に設定されています。

(MM総研調べで)スマホ月間データ通信量は、1GB〜5GBが一番多いようです。しかし、10GB〜30GBあたりも利用者が多いことが分かります。

(生まれてからインターネットに触れている)デジタルネイティブ世代20代を中心に、圧倒的に通信量が多いことが考えられます。また自宅にWi-Fiがない、職場にWi-Fiがないなどの理由も考えられそうです。

従来の料金プランであれば、(2021年3月まで)5Gギガホ(100GB) 7,650円(税別)、ギガホ(30GB) 7,150円(税別)でした。

また、2021年4月〜少し値下げされ、ドコモの5Gギガホプレミア(無制限)6,650円(税別)・ギガホプレミア 6,550円(税別)(60GB)となりました。

大盛りオプション80GB 1980円

(2022年6月スタート予定)大盛りオプション80GB 1980円が登場しました。合計100GBを税込4,950円で使うことができる予定です。

実際、若者を中心に？20GBでは足りないユーザーも多いようです。

(今までであれば)大容量プランは、ドコモの5Gギガホプレミア(無制限)・ギガホプレミア(60GB程度)を選択する所ですが、ahamoでも対応してきた感じですね。家族割引や光セットなどの割引を受けられるならギガホ、(割引を受けられず)単身ならahamoを選ぶイメージになりそうですね。

通話5分かけ放題(超過後は30秒22円)

ahamoは、通話5分かけ放題が付いてきます。ほとんどLINEやDMでやり取りする時代なので、たまに使うぐらいですね。

ドコモ回線が使える

ahamoは、ドコモの提供するサービスなので、ドコモ回線4G/5Gが使えます。

ただし、3G(FOMA)はエリア対象外です。3G(FOMA)のみのエリアは限定的なので、気にする必要はないでしょう。

FOMA通信(3G)となるサービスエリアではご利用になれません。

海外でも使える

追加料金不要で、海外82の国・地域で、データ容量20GBをそのまま使うことができるそうです。データローミングをオンするだけで使えて、とても便利そうですね。

追加料金不要で、海外82の国・地域でデータ通信がご利用になれます。
日本人の渡航先約95％^※のエリアをカバーしています

ただし、(1ヶ月の内)15日間までしか使えません。15日経過後は128kbpsに制限されます。

海外で最初にデータ通信を利用した日（日本時間）を起算日として15日経過後の日本時間0時以降に、海外では通信速度が送受信最大128kbpsとなります。本速度制限は、月間データ容量を追加購入しても日本に帰国しデータ通信を行うまで解除されませんのでご注意ください。

海外旅行や出張で、2週間以内は使えるというイメージですね。

ただし、通話料金は国際料金になり、着信にも料金がかかります。また、SMS送信1通100円になるようですので、十分に確認しておきましょう。

実際にahamoを使ってみた(レビュー)

私の場合、mineo(1GB)からahamo(20GB)に乗り換えました。実際に5ヶ月ほど使ってみましたので、レビューしていきます。

お昼に遅くならない(純粋なドコモ回線がうれしい)

mineoは、格安SIMでキャリアから帯域を借りているため、お昼時間(12時〜13時)は遅くなることが多いです。ahamoは純粋なドコモ回線なので、帯域制限がないため、サクサク通信することができます。お昼時間帯に使うことは多いため、これは嬉しいですね。

外出先で動画を見るようになった

外出先で動画(Youtube・Netflix)を見るようになりました。従来ならNetflixは、ダウンロードしてから外出先で見るという使い方でしたが、見たい時に探すことができるようになりました。また、ライブ配信が突如始まったときも見ることができました。ストレスなく動画見られるのはうれしいですね。

20GBは使い切れなかったけど、パケットを気にすることはなくなった

まず、20GBは私には大容量なので、残りパケットを気にすることはほぼ無くなりました。

コロナ禍で在宅ワークが増えたこともあり、Wi-Fi環境で過ごす時間が増えました。そのため、出かける日は500MB〜1GB程度使うのですが、一日家にいる場合は数MBしか使いませんでした。10GBプランが欲しいなあと感じることもｗ

テザリングが使える

中容量(20GB)なので、テザリングでPCをつないで使うことができます。

実際、私はスマホよりも、(テザリングで)PCでパケットを消費することが多いです。フリーWi-Fiでセキュリティが整っていない場所や、ホテルでWi-Fiが遅い場合などに使用しています。

通話5分かけ放題も地味に便利

たまにしか電話は使いませんが、5分かけ放題は、ちょっとした時に便利です。歯医者・美容院の予約とか、電話番号しか知らない方との連絡など、ですね。

(d Wi-Fi)SIM認証できる

ahamoでもドコモと同じように、「SSID：0001docomo」にSIM認証でWi-Fiに接続することができます。ストレスなくWi-Fiに接続できるのが嬉しいです。

ドコモの回線契約があるスマートフォンやタブレットは、SIM認証^※1※2で「SSID：0001docomo」に接続ができます。SIMの情報をもとにd Wi-Fiの契約者情報が自動的に認証され、ID／パスワードの入力が不要になるほか、認証にかかる時間も短縮されます。
SIM認証に対応していないスポット「SSID：0000docomo」は、Web認証で接続ができます。

※1 個人名義での契約回線に限ります。
※2 ahamoもしくはドコモ指定のISPサービス（spモード、mopera U、ビジネスmoperaインターネットのいずれか）の契約が必要です。

まとめ

ahamoは、ドコモが用意した若者向けプランで、中容量(20GB)・5分かけ放題が使えるシンプルなプランです。目立った特徴があるわけではないですが、十分なパケット容量(20GB)はストレスのないスマホライフになりました。特に割引を受けられない若者にとってはとてもいいプランですね。これを機会にスマホ代を見直してみるのも良いですね。最後までお読みいただきありがとうございました。

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