スマホの更新月なので料金を安くしたいです。格安SIMって良いですか?

お客さま

更新月なので、スマホの料金プランを見直したいです。スマホ料金を安くできますか?

iPhone7ユーザーはそろそろ2年経つ頃ですね。端末の割引も終了するため、料金プランの見直しにピッタリの時期ですね。

実は日本は、端末代を含めた携帯電話料金はそれほど高くありませんが、データ通信料金が高めです。そのため、放っておくと損してしまうんですよね。このタイミングで料金プランを見直すことをオススメします。

キャリア・サブブランド・格安SIM

スマホの契約形態には、次の3つの選択肢があります。

  • 大手キャリア(docomo / AU / ソフトバンク)
  • 大手キャリアのサブブランド(ワイモバイル / UQ mobile)
  • 格安SIM(mineo / IIJmioなど)

たくさんありますね。それぞれどんな特徴があるのか、見ておきましょう。

大手キャリアサブブランド格安SIM
料金高め普通格安
データ量大容量中容量小容量
サポート
スピード
電話かけ放題(無制限)対応ワイモバイルのみ対応なし
電話専用アプリなしなし必要

大手キャリアは料金は高めですが、データ量が増えてもそれほど料金が増えない特徴があります。

ソフトバンクの決算説明会では、次のようなターゲットに合わせて、サービスを展開していると説明がありました。特にソフトバンクは、「大容量ユーザー」「ビジネスユーザー」をターゲットにしているとの事です。


(参考)ソフトバンク決算説明資料より抜粋(2019年3月期 第3四半期)

大手キャリア(docomo/AU/ソフトバンク)

料金は他よりも高めになりますが、自宅にインターネット回線がない方や、大容量(20G~)使いたい方なら大手キャリアも選択肢に入るでしょう。

また、高スペックの最新機種が欲しい、店舗サポートを十分受けたい方も大手キャリアがいいのかもしれません。

サブブランド(ワイモバイル/UQモバイル)

ソフトバンクのサブブランドにワイモバイル、AUのサブブランドにはUQモバイルがあります。ドコモにはサブブランドはありません。

大手キャリアと同品質で使えると評判です。格安SIMだと必要になる電話専用アプリもいりません。

通信速度も速いと評判で、速すぎて話題になったほどです。

参考 サブブランド優遇批判にKDDIとソフトバンクが反論――総務省で有識者会合ケータイWatch

UQモバイルは独立しており、MVNO他社と同等の条件でサービスを展開している。またワイモバイルは、端末コスト・カスタマーサポートのコストを抑えることで、サービスを実現しているとのことですね。

大手キャリアに比べると、かなり節約できるので一度検討してみましょう。

格安SIM(MVNO)

大手キャリアから通信回線を借りて、サービスを提供しています。帯域を必要な分だけ購入するため、アクセスが集中する昼間(12時~13時)・夕方(18:00)頃などは遅くなる事が多いです。

mineoなどはネットワーク状況をお知らせされています。運用目標として、お昼休みは0.5Mbps、夕方は2.0Mbpsを設定されています。通常の時間帯なら、10M~30Mぐらいなので遅いことが分かるかと思います。

参考 12月のネットワーク状況についてmineo

とはいえ、大手キャリアと同じ回線を使うため、混雑しない時間帯以外は快適です。

あと、電話かけ放題(5分/10分)は、専用アプリからかける必要があります。mineoなら、mineoでんわアプリを使います。通常の方法で電話すると、かけ放題の対象外になります。

値段は圧倒的に安いです。例えば、ドコモ回線プランの場合です。


(参考)mineo ドコモ回線プランの料金表

3GBで1,600円、6GBで2,280円です。ドコモの場合、データ通信料金だけで5GB5000円です。いかに安いかお分かり頂けるかと思います。

実際にいくら節約できるのか?検証してみましょう。

今回は、サブブランドを持っているソフトバンクで比較していきましょう。

現在は、これぐらい払っている例を考えてみます。大体、7000円~8000円払っている方が多いのではないでしょうか?

基本料¥1,700
通信量(5G)¥5,000
オプション¥300
合計¥7,000

今回の料金見直しは、キャンペーンは適用せずに、計算していきますね。

料金見直し(6GBの場合)

月々、6GB使いたいと想定して、料金を見ていきましょう。

月々の料金24ヶ月合計備考
ソフトバンク¥7,000¥168,0005分かけ放題付き
ワイモバイル
スマホプランM(6GB)
¥3,980¥95,52010分かけ放題付き
mineo(6GB)¥3,480¥83,52010分かけ放題(850円)含む

ワイモバイルとmineoが圧倒的に安いですね。ワイモバイルとmineoはわずかな値段差なので、これならワイモバイルがオススメです。

もし、かけ放題がいらない方なら、mineoも検討する価値があるでしょう。ワイモバイルはかけ放題を外すことができないためです。

料金見直し(20GBの場合)

次に、月々20G使いたいと想定して、計算してみました。

月々の料金24ヶ月合計備考
ソフトバンク ウルトラギガモンスター+(50G)¥7,980¥191,5205分かけ放題付き
ワイモバイル スマホプランL(21GB)¥5,480¥131,520“10分かけ放題付き データ増量オプション(500円)含む”
mineo(20GB)¥5,880¥141,12010分かけ放題(850円)含む

この場合もワイモバイルが優勢ですね。

料金見直し(50GBの場合)

さらに50GB使いたい場合、ソフトバンクしかプランがありません。

月々の料金24ヶ月合計備考
ソフトバンク ウルトラギガモンスター+(50G)¥7,980¥191,5205分かけ放題付き
ワイモバイルプランなし
mineoプランなし

まとめ

使いたいデータ通信量によって、最適なプランが異なることが分かりました。

データ通信量が少ない方ほど、サブブランドや格安SIMに乗り換えることで、節約できる可能性があります。

一度料金の見直しを行ってみてはいかがでしょうか?

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