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まとめ
- 和歌山では(全国より1年早く)2019年から小学校でプログラミング教育が必修化される
- 新しい科目ができるわけでなく、すでにある教科の中でプログラミング的思考を学ぶコトを目的にしている
- プログラムコードを書くのは高校以降、小中学校ではビジュアル言語がメインに
先日、小学校の子どもがいる友人とこんな会話をしていました。
近藤雄一
友人
プログラミング教育が2020年から小学校で必修化される事は、ニュースになっていたけど、意外にも話題になっていないようです。そこで、詳細は知らなかったので調べてみました。
目次
和歌山県のプログラミング教育のコト
実は和歌山県では小学校で1年早くプログラミング教育が実践されます。また、中学校・高校でもプログラミング教育が強化され、2019年~小学校から高校まで体系化したプログラミング教育が実施されます。
和歌山県は2019年度から県内すべての公立の小・中・高校の400校でプログラミング教育を始める。高校までに実際のビジネスでも使われる言語でプログラムを作成する力を養う。20年度から小学校で必修化されるのに先立つ取り組みで、文部科学省は「全公立校での必修化は全国に例がない」という。
公募型プロポーザルの結果、和歌山県から特定非営利活動法人みんなのコードに委託され、「指導用資料・教材」を作成し、すでに2018年6月から実験校(小・中・高それぞれ1~2校)での実証授業が行われているそうです。
和歌山県の19年度予算案が発表に(2019/02/06)
和歌山県は6日、一般会計で5531億円となる2019年度予算案を発表した。18年度当初に比べ0.1%減とほぼ横ばいの規模。白浜町へのIT企業の誘致などの産業振興に取り組み、全公立小中高で独自のプログラミング教育を実施するなどIT関連の施策に力を入れる。13日の県議会に提案する。
(一部省略)
19年度から県内すべての公立小中高で独自のカリキュラムに基づくプログラミング教育を始める。ITに強い人材の育成が狙いで、約1億8100万円を計上した。
和歌山県の19年度の予算案に、プログラミング教育の費用が計上されました。いよいよ全国より一年早く取り組みが始まります。
いよいよ小学校のプログラミング教育が始まりました(2019/06/05)
NHK和歌山の夕方ニュース(ぎゅぎゅっと和歌山)で、小学校のプログラミング教育の様子が紹介されました。いよいよ始まりました。
ロボットカーを動かす授業で、試行錯誤を繰り返して、目的のコースを走らせる様子が紹介されていました。子ども達が、思い通りに動かすことができた瞬間の喜びは、とても大きいものに感じました。楽しさの上に学びがあり、プログラミングが身近になっていくのだと感じました。これからの動向に注目ですね。
和歌山県は、ICT=情報通信技術の分野で活躍できる人材の育成を教育の重点にしていて、全国に先駆けて、今年度からプログラミング教育の授業をすべての小学校で行っています。5日、紀の川市の池田小学校で行われた授業では、6年生が、自動で動く車型のロボットのプログラミングを体験しました。
(一部省略)
和歌山県によりますと、今年度は小学校5年生と6年生で、それぞれ8時間のプログラミング教育を行うということです。(参考)プログラミング教育を先行開始(和歌山 NEWS WEB)
和歌山県の学習指導案が公開(2019年7月中旬)
いつのまにか和歌山県のプログラミング教育「きのくにICT教育」の学習指導案が公開されています。どんな授業が行われているのか、興味ある方はご覧になってはどうでしょうか?
参考 きのくにICT教育和歌山県教育委員会和歌山県のプログラミング教育(動画)(2019年11月公開)
和歌山県教育委員会のYoutubeに、和歌山県のプログラミング教育の様子が公開されています。子ども達にじっくり考えてもらう授業を展開されているのが、印象的です。
新学習指導要領はどうなっているのか?
全国の場合、どうなっているのか気になりますよね。
文部科学省の新学習指導要領は、
- (2020年~)小学校で必修化
- (2021年~)中学校で、既に(必修になっている)プログラミング教育の内容を倍増
- (2022年の入学者~)高校では、従来は選択授業であったが、共通必履修科目「情報Ⅰ」を新設
- 「社会と情報」「情報の科学」の2科目からいずれか1科目を選択必履修
- 「情報の科学」を履修する生徒の割合は約2割(約8割の生徒は、高等学校でプログラミングを学ばずに卒業する)
(参考)新学習指導要領におけるプログラミング教育の充実(現行学習指導要領との比較)(リンク切れ)
和歌山県は新学習指導要領を先取り
和歌山県の公募の仕様書を見ると、
- 小学校5・6年で、算数・理科・総合学習・他の科目で、ビジュアル言語を使ったロボット教材を利用
- 中学校では、技術・家庭科で、「ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミング」などを実施
- 高校では、「プログラミング言語を用いてプログラムを作成」
新学習指導要領に合わせて、先取りする形でプログラミング教育が始まる事になります。これは楽しみですね。ただし、こちらは発注段階の案であるため、変更になる場合があるとのことです。
(参考)「プログラミング教育指導用資料等作成業務」公募型プロポーザルの実施について | 和歌山県教育委員会(リンク切れ)
プログラミング教育とは何か?
小学校で必修化されるとはいえ、”プログラミング”という科目ができるわけではなく、各科目で「プログラミング的思考」を学ぶコトを目的にしています。「プログラミング的思考」とは、プログラミング言語を覚えるわけでなく、プログラムの考え方を学ぶコトで論理的思考力を身につけます。
まずは楽しむコトを通して、コンピュータを身近なものに感じるコトを目指す形になっているようですね。
小学校におけるプログラミング教育のねらい
①「プログラミング的思考」を育むこと、
② プログラムの動きやよさ、情報社会がコンピュータ等の情報技術によって支えられていることなど に気付き、コンピュータ等を活用して身近な問題を解決したり、よりよい社会を築いたりしようとする態度を育むこと、
③ 各教科等での学びをより確実なものとすること(引用)「未来の学びコンソーシアム 小学校プログラミング教育必修化に向けて」パンフレット(リンク切れ)
まとめ
AIやIoTなどますます情報化が進む現代で、コンピュータやプログラミングが身近なものになるのはいいですね。また、プログラミングにハマる子どもも出てくるコトも考えられるので、子ども達に可能性を拡げてあげるという点でも良さそうです。これからもプログラミング教育の話題を追いかけていきたいと思います。
参考 資料5-1 小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について(PDF1枚)文部科学省 参考 プログラミング教育の各リンク文部科学省 参考 【小学生の保護者必見】2020年 プログラミング教育必修化の最新動向TECH::NOTE 参考 義務教育課和歌山県