友人
近藤雄一
Audibleとは?
Audibleは、Amazonが提供しているプロのナレーターが朗読してくれるサービスです。プロの語り手が読んでくれるので、自分で読書しているのとはひと味違う感覚で楽しめます。
月額料金は、1500円(税込)で、以下のサービスが提供されます。
- 自由に選べるオーディオブック1冊
- 無料でもらえるボーナスタイトル1冊
- 聴き放題のポッドキャスト
その他の特長としては、以下のとおりです。
- 単品購入は30%OFF
- 購入した本の返品・交換が可能
- 3コイン追加購入
- 退会しても聴ける
それでは詳しく見ていきましょう。
自由に選べるオーディオブック1冊
毎月1コインがもらえるので、オーディオブック1冊と交換することができます。
なお、オーディオブックには値段が設定されていますが、コインと交換する際は金額は関係ないので、好きに選んでOKです。もちろん1500円よりも高いタイトルも購入できます。
なお、コインは翌月に繰り越せますが、有効期限が6ヶ月なので注意しましょう。
無料でもらえるボーナスタイトル1冊
2020年11月から会員特典がリニューアルされて、ボーナスタイトル1冊が無料でもらえるようになりました。
毎月1回は、Audibleサイトを訪れて、ボーナスタイトルを獲得するようにしましょう(勝手に配信はされないので、自分で取得する必要があります)
これまで1500円で1冊と少し高く感じた方にも、ボーナスタイトルがもらえることでお得感を感じやすくなっています。
ちなみに、これまでのボーナスタイトルの配信タイトルは、以下のとおりです。
2020年11月 | 下町ロケット |
2020年12月 | 人生は楽しいかい? |
2021年1月 | 劇場 |
2021年2月 | 本好きの下剋上(1巻) |
2021年3月 | うまくいったやり方から捨てなさい |
聴き放題のポッドキャスト
ポッドキャストコンテンツもいくつか配信されています。私の場合は、NewsPicksで配信されているコンテンツをたまに聞いています。
Audibleによれば、次のようなコンテンツが人気のようです。
- アルク英語チャンネル
- THE LEADER’S GUIDE リーンスタートアップ式 新時代の組織を作る方法 超実践編
- Newspicks Exclusive
- 吉本芸人生存確認テレフォン
NewsPicks以外にも、面白そうなポッドキャストコンテンツはあるので、また聞いてみようと思います。
単品購入は30%OFF
30%オフとはいえ、元の値段が書籍よりは随分と高くなっています。これはプロのナレーターの音声へ払うお金ということでしょう。1冊目はコインで交換して、2冊目からは30%オフで購入していきましょう。
ちなみに、私の場合は、1ヶ月で1冊で十分なので、コインのみを使っています。
購入した本の返品・交換が可能
購入後365日以内なら返品することができます。自分の好きな本を探すために設けらている特典・制度のようです。例えば、「タイトルを聴いてみたらイメージと違っていた」「ナレーターの声になじまなかった場合」などに返品することができます。
Audilbleの返品説明も一読しておくと良いでしょう。
Audible会員の皆様は、会員特典の1つとしてタイトルを購入後365日以内にご返品いただけます。
当会員特典はお客様のご理解の上に成り立っています。
本の貸し出しやオンデマンド(読み放題)制度ではないため、例えば、タイトルを聴いてみたらイメージと違っていた、ナレーターの声になじまなかった場合に返品いただき、改めてお客様に合った作品をご購入いただくことを目的としています。短期間における過度の返品など本特典の主旨から外れた利用はご遠慮ください。会員の皆様には本特典の目的の主旨から外れて利用されているおそれがある場合は、Audibleからお問い合わせをさせていただく場合や、一定期間本特典のご利用の制限をさせていただく場合がございます。
3コイン追加購入
Audible会員2ヶ月目以降で、コイン数が0個または1個の場合、3コイン追加購入することができます。
コイン追加購入をクリックすると、次のような画面になります。
退会しても聴ける
購入したAudilble商品は、退会後もAudilbleアプリで聴くことができます。
ただし、退会するとコインは使えなくなるので注意しましょう。
退会したら購入したタイトルやコインはどうなりますか?
購入したタイトルは退会後もお聴きいただけます。 ただしAudible会員を退会されると、コインと会員特典は失われます。退会される前に、コインをすべてご利用されることをお勧めします。
Audibleを使ってみての感想(レビュー)
プロの語りが心地よい
プロのナレーターが朗読してくれるので、とても聴きやすく、何よりも臨場感を感じます。また、一人語りなのに、複数人の声を演出できるプロの凄さを感じます。
私はほとんど小説を読まないのですが、Audilbleなら聴きたいと思えます。5分ほどはサンプルを聴くことができるので、一度聞いてみましょう。
長距離ドライブ・長時間の家事に最適
買い物に出かけると片道1時間ほどドライブするので、何かを聴きたい気持ちになります。ラジオも良いのですが、Audilbleで好きな本を聴くのも楽しいです。
掃除など長めの家事をする時も何か聴きながらすると、苦痛を感じないのでw 家事にも最適かなと思っています。
月額1500円は高いのか?
実は、2018年8月まではAudilbleは聴き放題サービスでした。その点もあり、1500円1冊は高い印象を持っていました。
実際使ってみると、プロの語り手が朗読してくれることを考えれば、十分にお得だと感じています。
おやすみモードがあるので就寝前もオススメ
Audibleには便利なおやすみモード機能があります。停止までの時間を、好きに選ぶことができます。
- 5分
- 10分
- 15分
- 30分
- 45分
- 60分
- 90分
- 120分
- 章の終わり
- カスタマイズ
カスタマイズなら好きな時間を設定することも可能です。
おやすみモードを使えば、寝る前にプロの朗読を聴きながら眠ることができます。寝落ちする感じなので、次の日、話が飛んでいることもあるのですが笑
今はストーリーが分かっている半沢直樹シリーズを聞いています。ストーリーが分かっているので、少々飛んでも次を聴いています。
何度聴いても楽しめる
これは人によるかもですが、何度聴いても楽しいなと感じています。例えば、「空飛ぶタイヤ」は何度も聴いています。小説は、細かい描写が丁寧に文章になっているので、新しい発見がある感じで、何度聴いても楽しめる感覚です。
Audilble 本の選び方
サンプルを聴く(5分程度)
Audibleは、「サンプルを聴く」機能があるので、5分程度を購入前に聴くことができます。プロとはいえ、人それぞれ好みはあると思いますので、事前に聴いて、聴きたい声か確認すると良いでしょう。
長編のビジネス本は聴くのも大変
シンニホンはとても長編なので、読むのが大変と思って、Audilbleで買ってみました。そしたら長編なので、聴くのも大変でした笑 本なら飛ばし読みもできるので、ペースを掴めるのですが、音声はそうはいきません。
長編のビジネス本は、紙の本で読んで、さらに音声で聴くのが良いなあと感じました。実際、その後、シンニホンの紙の本を買い直しました。
図や表が多い本は聞きづらい
シンニホンは、注釈・図や表が多く、少し聴きづらさを感じました。
例えば、次のような文章で、最後に注釈があるような場合です。
計算機の性能が当時とは比較にならないほど高くなりiPhoneが誕生した2007年でも,以後はアマ5級程度と(プロどころか)アマチュア級位者に負けるほど弱かった(注1)
注釈は読まないで欲しい派なのですが、しっかりと読んで頂けるので、少しもどかしさを感じました。図や表は読んでもらってもいいと思うのですが、今度は図や表を見たくなります。
PDFが付いているのですが、運転中だったり家事中だったりするので、見ることができません。このあたりは割り切って聞き流すのがいいかなと思っています。また、やはり一度は紙の本で内容を頭に入れておくと聴きやすくなるかなと思っています。
例えば、次の本にも、図が出てきました。
第1章内に、「図1から図5をご覧ください」という場面があります。さすがに図は見たくなりましたw
紙の本を買うより安い場合もある
シンニホンはAudilbleで3500円ですが、毎月付与されるコインなら1500円で購入できるイメージです。シンニホンの紙の本は、2640円なので、Audilbleの方が安いとも言えますね。
会話の出てくる本は慎重に選ぶ
この本には、親父さんと無知くんの会話が続きます。
「(親父さん)・・・」「(無知くん)・・・」「(親父さん)・・・」「(無知くん)・・・」といった会話です。
毎度、親父さん・無知くんの部分を読んでくれるので、少し聴きづらさを感じました。
哲人と青年の会話ですが、二人のプロのナレーターなので、とても聴きやすいです。
嫌われる勇気は、アドラー心理学の本なのですが、何度聴いても新しい気づきを得られるので、もう10回以上は聴いています。何度も聴きたくなる本を探すのもAudilbleの楽しみ方かなと思っています。
Audible本が提供されるまで時間がかかる
新刊をAudilbleで聴きたい場合ですが、数ヶ月待つことになります。
シンニホンの発売日は、2020年2月18日でした。私がシンニホンを欲しいなあと思ったのは、2020年6月頃でした。 その時、既にAudilble版の発売が決まっており、発売日は8月と記載がありました。実際は、リリースが少し早まったようで、提供開始日は7月22日でした。
このように新刊本は、すぐにAudilbleで聴けるわけでないので、早く読みたい場合は紙の本・Kindleの方が良いかも知れません。
参考情報
(スマホの場合)退会方法はやや煩雑
アプリやモバイルサイトでは解約できないため、PCサイトから解約する必要があります。
また、Audibleアプリを削除(アンインストール)しても退会にはなりません。退会したい場合は、必ずPCサイトから退会しましょう。
退会のお手続きはカスタマーサービスまでご連絡いただくか、Audible.co.jpのPCサイトからお客様ご自身で退会いただけます。アプリやモバイルサイトからは退会手続きができませんので、PCサイトに移動していただく必要があります。
※Audibleアプリを削除(アンインストール)しただけでは退会になりません。ご注意ください。
退会方法については、Audibleヘルプセンターを確認しておきましょう。
参考 退会方法を教えてくださいAudibleヘルプセンター