ウイルス対策ソフトはどれを購入するべきですか?できれば無料で。

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ウイルス対策ソフトはどれを購入するべきですか?できれば無料で使いたいのですが。

無料で使うウイルス対策ソフト

Windows10登場以降の「Windows Defender」はウイルス検出率も高く、十分に使えるウイルス対策ソフトに仕上がっています。そのため、無料なら「Windows Defender」がオススメです。

詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

Windows10のウイルス対策はWindows Defender(Windowsセキュリティ)を使おう

購入するウイルス対策ソフト

有料のウイルス対策ソフトを検討される方は、以下の比較表をご覧ください。

国内シェアが高いウイルスバスターとノートンに加えて、軽さと価格の安いESETを比較に入れています。

ウイルスバスター
(Trend Micro)
ノートン
(Symantec)
ESETWindows Defender
(Microsoft)
防御力
軽さ
価格3年3台版
11,000円程度
3年3台版
11,000円程度
3年5台版
7,980円
無料

ウイルス検出率は、各社ほぼ100%検出

防御力については、無料の「Windows Defender」が高いウイルス検出率を出しており、誤検知も少ないため、三つ星を獲得しています。とはいえ、各社検出率はほぼ100%なので、実用上はどれもほとんど問題ないでしょう。

ただ、ウイルスバスターの誤検知は少し多めなのは気になりますね。

2019年3月マルウェアプロテクションテスト(AV-COMPARATIVES)
サービス名称検出率誤検知評価
Windows Defender99.98%8回
ESET99.86%1回
ノートン99.99%19回
ウイルスバスター100%81回
参考 Malware Protection Test March 2019AV-Comparatives(英語サイト)

ウイルス対策ソフトの軽さ

軽さについては、ESET、ノートンが優秀でした。次いで、ウイルスバスター、Windows Defenderの順になります。

常に稼働しているソフトだけに、この軽さは非常に重要な要素ですね。

2019年4月のパフォーマンステスト(AV-Comparatives)
順位サービス名称評価
1位ESET
8位Symantec
13位Trend Micro
15位Microsoft
参考 Performance Test April 2019AV-Comparatives(英語サイト)

各ウイルス対策ソフトの解説

それでは各ウイルス対策ソフトについて見ていきましょう。

ウイルスバスター(Trend Micro)

国内シェアNo1のウイルス対策ソフトです。運営するトレンドマイクロは、1988年米国ロサンゼルス創業で、2000年には東証一部上場している企業です。知名度も一番高く、安心感があります。

ソフトは、初心者でも分かりやすいユーザーインターフェースになっているのが特徴です。

一方で、先ほどのソフトウェアの軽さの順位が、下位なのが気になりますね。実際、「パソコンが遅い」という問合せの中で、「ウイルスバスターが重い」という事がありました。

ノートン(Symantec)

ウイルスバスターと同じく、認知度が高いのが、Symantec社のノートンです。1982年設立、1989年NASDAQ上場で、35カ国以上でビジネスを展開中です。日本でも、2008年頃まで国内シェア一位でした。

ウイルスバスターに比べると、落ち着いた印象があり、パソコンに少し詳しい方ならこちらの方が使いやすいでしょう。

ESET

軽くて、オススメなのはESETです。

私も使っているのですが、どれぐらい軽いかと言うと、ソフトを入れている事を忘れるぐらいです笑 実際、アップデートが行われているのか心配になり、確認してみるとバッチリ裏で更新してくれています。

知名度が低い分、価格も安いのが嬉しいです。

Amazonでもレビュー評価が高いためか、売れ筋ランキング1位・2位になっていました。

まとめ

ウイルス対策ソフトをまとめると、以下のようになります。

  • やっぱり無料が良い方は、Windows Defender
  • 圧倒的な認知度とPC初心者なら、ウイルスバスター
  • 認知度とPC中級者なら、ノートン
  • ソフトの軽さとコスパの良さなら、ESET

以上となります。ウイルス対策ソフト選びの参考になれば幸いです。