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近藤雄一
前ホームページビルダー(バージョン21)との違い
まず、機能自体に大きな変化は無いため、デザインを強化したマイナーバージョンアップと言えそうです。
主な変更点は、以下の通りです。
- ロングスクロールSPテンプレートが追加
- 高品質イラスト素材が追加
- 一部プログラムが無くなっている(ホームページビルダーEC等)
- Windows7非対応
- プログラムがダウンロード提供(DVDメディアなし)
ロングスクロールSPテンプレート
ロングスクロールSPテンプレートが、スタンダード8種類、ビジネスプレミアム20種類が用意されました。1ページで伝えるページを作ることができるようです。
イベント案内ページ・新商品紹介ページ・求人ページをサクッと作るのに便利そうですね。
高品質イラスト素材が追加
高品質写真素材はV21にもありましたが、今回は高品質イラストが追加されています。スタンダード40種類・ビジネスプレミアム1176種類が用意されています。写真素材・イラストが使いたい場合は、種類が豊富なビジネスプレミアムがオススメです。
一部プログラムが無くなっている(ホームページビルダーEC等)
ホームページビルダー21のみ搭載されていた、以下の機能が無くなっています。
- ホームページビルダーEC
- イメージデザイナー(画像編集ソフト)
- 地図スタジオ
Windows7非対応
ホームページビルダー22の動作環境を確認すると、Windows10/Windows8.1となっています。Windows7は、2020年1月14日にサポートを終了しているため、非対応となっています。
ちなみに、ホームページビルダー21はWindows10/Windows8.1/Windows7(SP1以上)対応でした。
プログラムがダウンロード提供(メディアなし)
ホームページビルダー21までは、DVD-ROMメディアの提供がありましたが、バージョン22ではダウンロードでの提供となるようです。
その他、旧バージョンとの詳細な比較は、こちらをご覧ください。
参考 旧バージョン機能比較ジャストシステムホームページビルダーはオススメですか?
ジャストシステムのホームページや書籍等を見ると、ホームページビルダーSPがオススメされています。ちなみに旧バージョンユーザーはホームページビルダークラシックを使うことも可能です。
今からホームページビルダーを使うのであれば、ホームページビルダーSPが良いでしょう。
ホームページビルダーSPは、HTML知識がなくても使えるように設計されているので、細かいミスが少なくなり、使いやすいです。パーツをドラッグするだけで、ページを作り上げていくことができます。
次に、ホームページビルダーSPの特徴をまとめてみました。
ホームページビルダーSP
ホームページビルダーSPの特徴は、次の4点です。
- できることは限定的だが、簡単に使える
- 好きなテンプレートが見つかればお得
- 操作が重い所がある(特にデザイン周り)
- 一つのPCでのみ更新。複数場所で更新しづらい
できることは限定的だが、簡単に使える
ホームページビルダーSPを使っていて思うことは、パーツが限られているので、できる事は限られます。
パーツが少ない分、簡単に使える印象です。機能が多いと使いこなすのに時間がかかりますしね。
好きなテンプレートが見つかればお得
ホームページを1からデザインするのはけっこう大変。そのため、好きなテンプレートがホームページビルダーで見つかりそうなら、購入する価値ありです。
もちろん他の方とデザインが被る可能性がありますが、お得にホームページを作りたいなら、オススメです。
操作が重い所がある(特にデザイン設定)
ホームページビルダーSPは、デザイン設定を変える機能があります。例えば、背景色を変えたり、ボーダーを設定したりですね。ただ、この機能が重い時があるんですよね。
今回バージョン22は、機能周りはアップデートなさそうなので、このデザイン操作が重い可能性があります。
一つのPCでのみ更新。複数場所で更新しづらい
パソコンのローカルにデータを保存するため、一つのPCでのみ更新となります。
ライセンス的には、1人のユーザーが同時に使用しなければ、3台までいけるようです。しかし、データに差分が出たりと管理が大変なので、実質的には一つのPCで更新すると考えた方が良さそうです。
参考 複数のコンピューターにインストールして使用したいジャストシステムWixやペライチなど、最近のWeb上でホームページを制作するサービスと比較すると、この点がネックになるかもです。
ホームページビルダー22の選び方
まずはテンプレート選び
まずは、使うテンプレートを探して、スタンダードかビジネスプレミアムか選びましょう。
こちらの参考リンクより、ホームページビルダーSPのテンプレートを確認してみましょう。
ホームページビルダー22のパッケージ・価格まとめ
ホームページビルダー22のパッケージと価格をまとめてみました。
以前のホームページビルダー(V12~V21)をお持ちの方は、バージョンアップ版が購入できます。
バージョンアップ版の購入対象製品は次のとおりです。
・ホームページ・ビルダー12/13/14/15/16/17/18/19/20/21
また、教職員・学生の方は、アカデミック版を検討してみましょう。
アカデミック版は、教職員・学生の方、幼稚園/保育園以上の教職員、中学生以上の生徒・学生の方を対象とした製品になります。店頭でのご購入の際は、学生証/身分証をご呈示の上お求めください。
パッケージ名 | スタンダード | ビジネスプレミアム |
バージョンアップ版 | 10,780円 | 22,880円 |
アカデミック版 | 12,980円 | ― |
通常版 | 16,720円 | 28,215円 |
バージョンアップ版
ホームページビルダー22のバージョンアップ版は、公式ショップ「Just MyShop」のみの販売となります。
アカデミック版
通常版
よくある質問
ホームページビルダーSPで作ったデータをクラシックで編集できますか?
ホームページビルダーSPとクラシックは互換性がないため、編集することはできません。
参考 ホームページ・ビルダー SPとホームページ・ビルダー クラシックに互換性はあるかジャストシステム1人で複数台のパソコンにインストール・編集できますか?
1人で使う場合、3台までインストールできます。ただ、データ共有の機能などは用意されていないので、やはり1台で編集した方が良さそうです。
詳細は、以下のヘルプをご覧ください。
参考 複数のコンピューターにインストールして使用したいジャストシステム1台で複数人でホームページビルダーを使うことはできますか?
可能です。
ホームページビルダーのライセンスは、次のいずれかを選ぶようになっています。
- 1人で3台までインストールする(前項)
- 1台を複数人で使う
使用許諾契約書の以下の条件をご確認ください。
第2条 ご使用条件
(1)お客様の管理のもと第4条に違反しない範囲で、1台のコンピュータにのみインストールした本ソフトウェアを複数人で使用することができます。(2)本ソフトウェアの使用者がお客様ご自身(法人の場合は特定の従業員1名)に限られている場合は、本ソフトウェアを同時に使用しないという条件で、お客様(当該従業員)のみが使用する他のコンピュータにインストールすることができます。但し、この場合インストールすることができるコンピュータの台数は合計3台までとします。
第4条 禁止事項
(5)1台のコンピュータを同時に使用又は共有可能なシステムで本ソフトウェアを使用すること使用許諾契約書(ホームページビルダー21より)
ホームページビルダーのサポートはありますか?
はい、メーカーのサポートが少なくても3年間はあるとの事です。
サポートの終了
出荷終了日より1年後または、発売日より3年後のどちらか遅い期日に、サポートサービスを終了します。
ホームページビルダー21の場合、以下のサポート内容と記載がありました。
- インストール(セットアップ)については何度でもお問い合わせいただけます。
- 製品使用上のお問い合わせは、2回までです。
以上、ホームページビルダーのご紹介でした。ホームページビルダー22の選ぶ参考になればうれしいです。