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お客さま
近藤雄一
それでは、当時の情報を詳しく見ていきましょう。
目次
対象は、中小・小規模のお店で、「申請・審査完了済み」の場合
すべてのお店が対象では無く、中小・小規模のお店が対象です。
また、お店が、決済事業者にポイント還元事業の申請を行い、国の審査が完了している場合に対象となります。
中小・小規模のお店とは?
資本金(または従業員数)、課税所得などが小さい場合に対象となります。
そのため、大きいスーパーでは5%返ってこないけど、小さいスーパーで5%還元なんて事も起こるようです。
福島県いわき市のスーパー マルトの場合、売上高850億円程度ですが、対象となるようです。思っていたよりは大きなスーパーでも対象となりそうです。
福島県と茨城県で計30店舗以上を展開するマルト(福島県いわき市)は今年4月、資本金を9000万円から5000万円にした。クレジットカード決済をかねて導入済みのため、「政府のポイント還元の対象になる」(同社)としている。
和歌山の場合、
- 松源(資本金5,000万円、年商512億円)
- 廣岡グループ(資本金5,000万円、売上高765億円)
が対象になるかもしれません。
オークワは、資本金が141億円と大きく対象外ですね。
キャッシュレス・消費者還元事業 事務局審査を通過した加盟店一覧(令和元年8月21日 現在)
キャッシュレス・消費者還元事業 事務局審査を通過した加盟店一覧(令和元年9月5日 現在)
廣岡グループの一部店舗(デリシャス吉備店・デリシャス有田店)で、5%還元が発表されました。「まちかどペイペイ 第1弾」で、2019/11/30まで10%還元です。これは嬉しいですね。
(2019/09/30)
デリシャス吉備店が、キャッシュレス還元のマップにも掲載されていました。9月29日までは表示されていなかったので、随時追加されているようですね。
ポイント還元事業に「申請・審査完了済み」の場合とは?
ポイント還元事業の対象店舗になるためには、お店側が、決済事業者に申請して、国の審査を完了する必要があります。
そのため、小さなお店だから必ず5%還元という事ではないので、注意が必要です。
(参考までに)お店の審査に1ヶ月程度かかるそうです
決済事業者を経由して、国の審査が行われますが、1ヶ月程度かかるようです。
例えば、2019年10月4日までに申請した場合、早ければ2019年11月1日~ポイント還元の対象店舗となります。
審査スケジュールについては、以下の資料をご確認ください。
参考 キャッシュレス・ポイント還元事業 各種締日/消費者還元開始日スケジュール(PDF)キャッシュレス還元事業10月1日に間に合っていないお店もあるので要注意
どうやら10月1日に登録が間に合っていないお店もたくさんあるようです。
9月25日時点で73万店の申請されていますが、10月1日時点の対象店舗は50万店となっています。
本事業に10月1日から開始できる登録加盟店数は、約50万店です。9月25日時点で登録申請数は約73万店です。今回10月1日に間に合わなかった申請についても、9月26日17時00分までに決済事業者から不備なく全ての情報・書類が提出された店舗については、10月21日までにポイント還元を開始できるよう、審査等の準備を進めています。今後は、原則10日ごとに追加登録していきます。
(参考)キャッシュレス・ポイント還元事業の10月1日から参加する登録店舗数を公表しました
また、対象となる中小・小規模事業者は200万店とも言われているので、随時、対象店舗が増えていきそうですね。
最終の登録加盟店数は約115万店に(2020年6月11日追記)
経済産業省の発表によると、最終的な登録加盟店数は、約115万店とのことです。
キャッシュレス・ポイント還元事業における最終的な登録加盟店数は、約115万店となりました。2020年6月11日時点の登録加盟店の地域分布のほか、店舗の種類別の登録状況と利用状況、決済手段別の利用状況を公表しました。
店舗は対象でも、決済サービスによっては申請中の場合もある
例えば、Paypayは審査が通ったけど、LINE Payは現在申請中という場合があります。そのため、どの決済サービスがポイント還元の対象か、必ず対象店舗マップで確認しましょう。
対象となる決済サービスについて
対象の決済方法は、以下の通りです。
- クレジットカード
- デビットカード
- 電子マネー
- QRコード
よく使われている決済事業者がたくさんありますね。
還元方法や上限は、決済事業者毎に違います
還元方法は、基本的には各決済サービスのポイントで還元されます。ただ、クレジットカードでは引落し時に割引(引落相殺)になったり、ポイント付与タイミングも、各社いろいろです。
キャッシュレス還元事業の情報によれば、以下の還元方法があるそうです。
- ポイント付与
- 即時充当(即時還元)
- 引落相殺
- 口座充当
また、還元の上限金額も設定されていますので、高額の買い物をされる方は確認しておきましょう。
まずは、自分が使う決済サービスを確認しておきましょう。
QRコード決済
まずは、最近よく使われているQRコード決済です。
- LINE Pay
- Paypay
- Origami Pay
- 楽天ペイ
- メルペイ
- au Pay
- J-Coin Pay
例えば、LINE Payは、決済時にLINE Payボーナスで還元されます。一方、Paypayは、翌月20日前後にPaypayボーナスとして還元されます。
Origamiは即時割り引き
また、Origamiは、決済時にポイントが即時付与・充当され、そのまま割引になるので、実質即時割り引きですね。
専用ポイントは、Origami Pay決済時に決済金額の5%(フランチャイズ店、ガソリンスタンドなどの一部店舗は2%)相当額がOrigami Payユーザー様に付与されます。
付与された専用ポイントは、付与後即時、専用ポイント1ポイントにつき1円として、決済金額から差し引かれて還元されます。
付与された専用ポイントは、付与を受けた決済に対してのみ還元されます。お客様は、取得した専用ポイントの還元を受ける店舗、および還元を受ける決済を自由に選択、指定することはできません。(参考)Origami キャッシュレス・消費者還元事業の説明ページより(リンク切れ)
その決済にしか使えない「専用ポイント」という扱いなのですね。
このように各社対応がいろいろな事が分かりますね。
電子マネー(交通系)
電子マネー(交通系)はWEBサイト等で登録が必要です。
電車やバスをよく使われる方は、確認しておきましょう。
- PASMO
- Suica
- manaca
- ICOCA
電子マネー(交通系以外)
- nanaco
- WAON
- 楽天Edy
クレジットカード
- UCカード
- 楽天カード
- アメリカン・エキプレス・カード
他のクレジットカードについては、以下のページでご確認ください。掲載されているクレジットカードは以下の通りです。
- イオンカード
- オリコカード
- セゾンカード
- JCBカード
- ジャックスカード
- TS CUBIC CARD
- MUFGカード
- DCカード
- NICOSカード
- 三井住友VISAカード・三井住友マスターカード
対象店舗は「お店のポスター」と「WEBやアプリの地図」で確認できる
お店がポイント還元の対象であるかは、9月頃~掲示されるキャッシュレス還元事業のポスターで確認ができるようです。また、ステッカーの掲示もあります。
(参考)キャッシュレス・消費者還元事業のホームページより
(2019.08.28)ポスター・ステッカーのデザインが発表されました。
キャッシュレス還元事業の対象店舗を探す
キャッシュレス還元事業の「対象店舗を探す」マップが公開されています。
キャッシュレス還元事業のマップ
「デリシャス廣岡吉備店」は、Paypayがポイント還元の対象となっています。お店ではLINE Payも使えますが、LINE Payは現在申請中だそうです。このように地図で確認するのが大切になってきますね。
参考 キャッシュレス還元事業の「対象店舗を探す」マップ検索画面また、アプリ「ポイント還元対象店舗検索アプリ」も公開されています。(2020年6月30日で終了しました)
- ポイント還元対象店舗検索アプリ – App Store
- ポイント還元対象店舗検索アプリ – Google Play のアプリ
WEBやアプリから、近くの対象店舗を探してみましょう。
対象店舗では5%還元、コンビニやガソリンスタンド2%還元
対象店舗で、対象の決済方法であれば、5%還元となります。
ただし、(コンビニなどの)フランチャイズ店舗やガソリンスタンドは、2%還元となります。
Amazon・楽天でも中小・小規模なら対象
ECサイトも、中小・小規模の店舗が販売している場合は、対象となっています。
特に楽天市場は、ほとんどが中小店舗なので、この5%還元は魅力ですね。
楽天市場の場合
楽天市場で、お米を検索してみました。分かりやすく「キャッシュレス5%還元対象」の表示がありますね。
Amazonの場合
Amazonでも、同じようにお米を検索してみました。こちらも分かりやすく「5%還元」の表示がありました。
Amazonで「キャッシュレス還元対象」の表示例
まとめ
消費税増税に合わせて、9ヶ月間限定で、中小・小規模の店舗で5%ポイント還元が実施されます。対象となるお店・決済サービスをチェックして賢くお買いものしていきましょう。
参考 キャッシュレス消費者還元事業キャッシュレス消費者還元事業