ルンバを購入するならどれが良いですか?【ルンバの機種比較】

お客さま

ルンバを購入するならどれが良いですか?大きな出費なので慎重に決めたいです。
コスパならe5か643、複数部屋の掃除をしたいなら上位機種960とi7がオススメです。

近藤雄一

それでは詳しく見ていきましょう。

ルンバの比較表

現在発売されているルンバの比較表を作成しました。

ルンバ上位機種(s9+ / i7+ / i7 / 960)

ルンバ s9+ルンバi7
ルンバ
i7+
ルンバ960
価格 186,780円109,868円
142,868円
76,868円
吸引力(40倍)(10倍)(5倍)
動き方マッピング
(iAdapt3.0)
マッピング
(iAdapt3.0)
マッピング
(iAdapt2.0)
Wi-Fi ○
洗えるダスト容器 ○×
発売日 2020年2月28日2019年2月22日2016年8月26日
クリーンベース(自動ゴミ収集機) i7+
i7 ×
×
ダストカットフィルター

ルンバ下位機種(e5 / 671 / 643 / 606)

ルンバe5ルンバ671ルンバ643
ルンバ606
価格49,800円43,780円3万円程度
吸引力○(5倍)△(1倍)△(1倍)
動き方ランダム
(iAdapt)
ランダム
(iAdapt)
ランダム
(iAdapt)
Wi-Fi×
洗えるダスト容器××
発売日2018年10月26日2020年2月28日2018年8月3日
クリーンベース(自動ゴミ収集機)×××
ダストカットフィルター××


動き方の違い、マッピングかランダムか

価格の大きな違いは、「マップを作る機能(マッピング)」の有無です。

上位機種には、カメラが搭載されているため、マッピング機能があります。一方で、下位機種はカメラが無いためランダムに動きます。

マッピング機能ありのルンバ

ルンバ960(iAdapt2.0)とルンバi7 / s9(iAdapt3.0)は、マッピング機能が搭載されています。マップを作成できるため、複数部屋のそうじも可能で、無駄な動きも減らせます。

次の動画は、ルンバ980(iAdapt2.0)の動画です。

ルンバi7 / s9(iAdapt3.0)は、iAdapt2.0よりさらに賢く、部屋を認識してくれます。そのため、キッチンとリビングのみ掃除するなど、といった設定ができます。

ランダムに動くルンバ

ルンバe5とルンバ671は、マッピング機能が無く、ランダムに動きます。同じ所を何度も掃除していますね。無駄も多そうです。

ランダム方式で複数部屋の掃除は可能か?

一番売れ筋ルンバe5は、ランダム方式で、私はこれを使っています。

家・部屋の形状はシンプルなためか、複数部屋も掃除してくれていますが、ホームベースに戻れない事もけっこうあります。それでも稼働時間が1時間~2時間と長いため、ほぼすべての場所を掃除してくれているようで、満足しています。

家の形状が複雑な場合や、部屋数が多い場合、確実に全部屋をそうじしたい方は、マッピング対応機種の方が良さそうですね。

ルンバの機種比較

コスパと洗えるダスト容器ならルンバe5

一番売れ筋のルンバは、ルンバe5です。ルンバ800シリーズ並の清掃機能が搭載され、コスパが良いと話題になりました。

下位モデル ルンバ671と比べて、

  • 吸引力が強い(2つのゴムブラシを搭載)
  • ダスト容器が洗える

ちなみに上位機種ルンバ960は、発売日が古いこともあり、ダスト容器が洗えません。
静電気でホコリが吸着しやすく、一番汚れる部分でもあるので、洗えるのは大きなポイントですね。

あと、たわしローラーではなく、ゴムブラシが搭載されているので、髪の毛等が絡まりにくく、ローラーのお手入れも簡単です。

別記事でルンバe5レビューも行っていますので、合わせてご覧ください。

ルンバe5で掃除を自動化してみた【9ヶ月レビュー】

価格を抑えたいならルンバ643(ルンバ606)

2020年2月28日に671が登場して、アイロボットのサイトやパンフレットでは見なくなりましたが、今でもエントリーモデルとして販売されています。

ルンバe5の5万円が高いと感じる方も多いはず。「価格を抑えたい」「他メーカーのお掃除ロボットよりはルンバがいいなぁ」そんな方は、ルンバ643(606)がオススメです。

ただ、たわしローラーとゴムローラーのため、たわしローラーに髪の毛等が絡まりやすいのが難点です。

あと、稼働時間が60分と短めです。下位機種は、ランダムに動くタイプなので、稼働時間は長めの方がオススメです。ちなみに、671とe5は、稼働時間が90分です。

606はAmazonや楽天などで販売されているようで、643と同じ性能を持ったルンバです。販売先の違いだけなのでしょうか。

(600シリーズにWi-Fiが付いた)新モデルのルンバ671、ルンバ692

600シリーズにもWi-Fiが搭載され、ますます便利になってきました。

ただ、e5との値段差が6千円程度の違いなので、吸引力が強いe5も合わせて検討してみましょう。

あと、バーチャルウォールなしタイプが、Amazonからルンバ692として発売されています。バーチャルウォールが不要な方は、ルンバ692がオススメです。

複数部屋の掃除をしたいならルンバ960

ルンバ960はマッピング機能に対応しているため、動きがスムーズで、複数部屋の掃除にも対応できます。

ただ、発売日が古く、ダストボックスが洗えないのが残念です。

ゴミ自動収集と部屋毎の掃除ならルンバi7 / i7+

i7+は、クリーンベース(自動ゴミ収集機)が付いているのが特徴です。お値段も14万円超えとビックですw ルンバのゴミはけっこうすぐに一杯になってしまうので、ゴミを捨てる手間を削減できます。

交換用紙1枚で、ダスト容器30杯分を貯める事ができます。交換用紙パック(3枚セット)2,138円なので、ダスト容器1杯分あたり23.8円かかります。

私の場合、1回の掃除で満杯になる事も少なく、1週間で満杯になるので、半年は使える計算になります。けっこう使えますね。もちろん家庭環境(子ども・ペット)などによっても変わってくるでしょう。

あと、iAdapt3.0で、部屋を認識してくれるので、部屋ごとの掃除にも対応できます。1階2階の部屋にも対応しています。めちゃ賢いですね。

最強のルンバs9+

2020年2月28日 丸くないルンバがついに登場しました。清掃能力も最強モードで40倍、D型になっているため部屋の隅も掃除できるようになっているようです。

新設計となるD型シェイプはウルトラエッジデザインと呼ばれ、部屋の隅や壁際のゴミまで徹底的にとらえます。

iRobotプレスリリース資料より

s9+の商品イメージ(アイロボット公式サイトより)

参考 s9+|ロボット掃除機 ルンバアイロボット公式サイト 参考 ロボット掃除機「ルンバ s9+」を発売(プレスリリースPDFデータ)アイロボット公式サイト

以上が、ルンバの機種比較でした。参考になれば幸いです。