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近藤雄一
目次
ドコモから楽天アンリミットへ乗換えるには?【乗り換え手順】
まず、楽天アンリミットのエリア等の特徴を知り、ドコモと比較した上で、(次の手順で)乗り換えを検討していきましょう。
- 楽天回線エリア・AU回線エリアを確認する(圏外は大丈夫?)
- ドコモと楽天アンリミットとの料金比較
- 乗り換え方法を検討する(新規契約かMNPか)
(1)楽天アンリミットのエリアを確認しよう
楽天アンリミットは、楽天回線エリアと(パートナーである)AU回線エリアがあります。楽天モバイルの自社回線は、エリアがまだまだ広くないため、一時的にAU回線を借りているわけですね。
まずは、(自分の生活圏が)どちらのエリアに該当するのか確認しておきましょう。濃いピンクが「楽天回線エリア」で、薄いピンクが「パートナー回線エリア」となっています。
参考 通信・エリア楽天モバイル楽天アンリミットのエリア・基地局に関する情報は、以下の記事も参考にしてください。圏外にならないか一番気になる所ですね。
楽天アンリミットのエリアを確認しよう【圏外は大丈夫?】(2)ドコモと楽天アンリミットの料金比較
ドコモと楽天アンリミットの料金はどれぐらい違うのか、見ていきましょう。まず、楽天モバイルは次の図で説明しています。
ドコモのギガホプランと、楽天アンリミットを比較していますね。
- ドコモ 5Gギガホ(かけ放題付き) 9,350円
- 楽天アンリミット 2,980円
楽天アンリミットは、圧倒的な安さですね。楽天回線エリアにお住まいなら、データ使い放題ですので、かなりの節約になりそうです。
ただ、ドコモの各種割引が反映されていないので、もう少し詳しく見ていきましょう。
ドコモの各種割引
ドコモは、みんなドコモ割(500円〜1000円割引)やドコモ光セット割(500円〜1000円割引)などの割引もあるので、それも含めて比較すると良いでしょう。また、かけ放題は使わない人もいるでしょう。
割引額 | |
2回線 | -500円 |
3回線以上 | -1000円 |
パケット量 | 割引額 | |
5Gギガホ | 無制限 | -1000円 |
5Gギガホライト<ステップ4> | 5〜7GB | -1000円 |
5Gギガホライト<ステップ3> | 3〜5GB | -1000円 |
5Gギガホライト<ステップ2> | 1〜3GB | -500円 |
5Gギガホライト<ステップ1> | 0〜1GB | 0円 |
パケットをたくさん使う方(ギガホと比較)
例えば、5Gギガホ・かけ放題なし・みんなドコモ割(3回線以上)で、計算してみます。
5Gギガホ | 7650円 |
みんなドコモ割(3回線以上) | 1000円割引 |
通話料 | 30秒20円 |
支払い合計 | 6,650円+通話料(30秒20円) |
5Gギガホは、5G端末のみ入れるプランですが、データ量無制限のキャンペーンをやっているので、パケットのヘビーユーザーには魅力的ですね。ドコモの圧倒的なエリアの広さが魅力的です。
一方で、楽天アンリミットも、楽天回線エリアで使い放題なので、生活圏が楽天回線エリアにバッチリ入っている場合にはとても魅力的になるでしょう。かけ放題オプションもドコモの場合は1700円がかかりますが、楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)の場合は、(データ使い放題+かけ放題で)2980円は圧倒的な安さです。
パケットをあまり使わない方(ギガホライトと比較)
また、パケットをそれほど使わない人は、ギガホライトが比較対象になるでしょう。仮に1ヶ月で2.5GB使い、(電話はよく使うので)かけ放題を使うとしましょう。
ギガホ(ステップ2 〜3GBまで) | 4,150円 |
みんなドコモ割(3回線以上) | 1000円割引 |
かけ放題オプション | 1700円 |
支払い合計 | 4,850円 |
ドコモは、サブブランドを持っていないため、少量パケットユーザー向けのプランが高めです。一方で、楽天アンリミットは、(ローミング提供中は)AU回線5GB+かけ放題が使えるので、2980円の安さは魅力的ですね。
(旧プラン)シェアパックと比較など
「月々サポート」「docomo with」の割引を受けているため、新プランに移行せず、シェアパックで利用されている方もいるでしょう。
ドコモの公式サイトに表記のあったシェアパックプランの例を見てみましょう。
この3人家族の場合は、一人あたりに直すと6000円+通話料(30秒20円)となりますね。シェアパックのプランと比較すると、楽天アンリミット2980円はお得に感じられます。
参考までに、この家族の場合、ギガホ・ギガライトにすると、以下のとおりです。みんなドコモ割(1000円割引)・2年契約ありになっているため、新料金プランの恩恵を受けている構成になっています。
(7ヶ月目以降)3人で11,940円なので、1人あたり4000円+通話料(30秒20円)となっています。通話をほぼ使わない家族なら、割と安く抑えられている印象です。
一方で、かけ放題オプション1700円を付けると、1人あたり5700円となるので、やはり楽天アンリミット2980円は魅力的になってくるでしょう。この家族の場合、母と娘はパケットをそれほど使わないため、AU回線5GBで満足できると思いますが、お父さんは楽天回線エリアでないと不満を感じるかもしれませんね。やはり乗換えの肝は、楽天アンリミットのエリアにありそうです。
(3)乗り換え方法を検討する
さて、ここまで乗り換えに必要な情報を確認してきました。それでは、実際の乗り換え方法を考えていきましょう。
楽天アンリミットの圧倒的な安さ、特にかけ放題も欲しい人にとっては特に料金が安く感じるでしょう。ただ自分の生活圏で、圏外にならずに使えるか心配が残る所です。
そのため、乗り換え方法としては、次の2通りが考えられます。
- (新規契約で)1年間無料で試してみる
- 思い切ってMNPしてみる(駄目ならドコモに戻る)
楽天アンリミットは、(先着300万名対象に)1年間無料のキャンペーン、さらに端末購入サポートもあり、実質無料で始められるのが嬉しい所です。2台目として契約してみて、1年使って、良ければ乗り換えるという事ができるわけですね。
もう一つの方法は、思い切ってMNPして、使ってみてエリアに満足できるなら使い続ける方法です。そして、駄目ならドコモに戻るという方法です。電話かけ放題も含めて試すならこの方法もアリですね。ポイント還元なども含めて考えれば、(エリアに満足できない場合の)負担もそれほど大きくないでしょう。
(新規契約で)1年間無料で試してみる
新規で契約する場合は、以下の費用が必要になります。
- 契約事務手数料
3,000円→ 無料 (2020年11月4日〜無料化されました) - 端末費用(2万円弱〜)
一方で、以下のキャンペーンが使えるので、実質無料で始めることができます。
- だれでも5,000ポイントプレゼント
- Rakuten UN-LIMITご紹介特典(紹介者 1,500ポイント / 紹介される方 1,000ポイント)
- 製品購入でポイント還元キャンペーン(最大20,000ポイント還元)
はじめて「Rakuten UN-LIMIT V」申込みで、だれでも5,000ポイントが還元されます。また、2万円程度の機種で2万ポイント還元できる機種もありますので、実質無料で2台目のスマホを手に入れることも可能です。これで自分の生活圏で、楽天アンリミットが安心して使えるか、試してみるのが良いでしょう。
ドコモから楽天アンリミットへMNPで乗り換え
もう一つの方法は、思い切ってドコモから楽天モバイルへMNP(ナンバーポータビリティ)してみる方法です。
MNP乗り換え前に確認したいこと
まず、MNP(ナンバーポータビリティ)する前に確認しておきたい事を確認しておきましょう。
- 乗り換えにかかる費用
- ドコモの違約金(更新月の確認)
- SIMロック解除
- キャリアメール(@docomo.ne.jp)が使えなくなる
- SMS(ショートメッセージサービス)はMNPで引き続き使える
乗り換えにかかる費用(MNP転出手数料など)
まず、ドコモ側で確認しておく費用は、次の通りです。
- MNP転出手数料2,000〜3,000円
- 違約金(更新月以外で止める場合)1000円・9500円
- (端末の残債が残っている場合のみ)端末の残債
MNP転出手数料は、旧プラン・新プランによって料金が変わるようです。
MNP転出手数料 | |
(2019年9月30日までの)旧プラン | 2,000円 |
(2019年10月以降の)新プラン | 3,000円 |
楽天モバイルで必要な費用は、次の通りです。
- 契約事務手数料
3,000円→ 無料 (2020年11月4日〜無料化されました) - 端末代金(2万円弱〜)
既存の端末を購入する場合は、端末代金は不要です。楽天モバイルで使える端末か事前に確認しておきましょう。
ドコモの違約金
ドコモのスマホは、2年契約になっている場合がほとんどなので、途中で解約すると、違約金が発生します。
契約時期 | 違約金 |
旧プラン(2019年09月以前に契約) | 9500円(税抜) |
新プラン(2019年10月以降に契約) | 1000円(税抜) |
更新月で解約すれば、違約金は発生しないので、まずは更新月を確認しておきましょう。
例えば、契約満了日が2020年10月31日の場合、更新期間は2020年10月1日~12月31日の3ヶ月間となります。
新プランにプラン変更して、違約金を1000円にしようと考えたくなりますが、ドコモの場合はこれができません。ドコモは次のように説明しています。
定期契約ありの料金プランをご契約中のお客さまが2019年10月1日(火曜)以降、更新期間以外に上記プランへの変更を実施し、当該定期契約期間満了月前月までに解約した場合は変更前プランの解約金が発生します
「変更前プランの解約金が発生します」との事です。そのため、違約金は9500円のままですね。
(違約金のかからない)更新月の確認方法
- My docomoで調べる
- ドコモインフォメーションセンターで電話で聞く
dアカウントのログインができる方なら、My docomoで契約情報を見て、契約満了月を確認するのがオススメです。dアカウントが分からない場合は、電話で聞く方法が良いでしょう。
My docomoで調べる
My docomoにログインするためには、dアカウントのIDとパスワードが必要です。
My docomoにログインすると、次の画面になります。「契約内容・手続き」をタップして、「全てのご契約内容の確認」を押しましょう。
ご契約内容の2ページ目に進むと、「契約満了月は20XX年XX月です。」という表示があります。これが更新月ですね。
契約満了日が2022年10月31日の場合、更新期間は2022年10月1日~12月31日の3ヶ月間となります。
ドコモインフォメーションセンターで電話で聞く
dアカウントも分からず、My docomoにログインできない方は、電話でドコモインフォメーションセンターで確認しましょう。
本人確認のため、電話番号とネットワーク暗証番号(4桁の数字)を用意しておきましょう。
ドコモインフォメーションセンターに電話が繋がったら、「違約金のかからない更新月(契約満了月)を教えてください」と聞いてみましょう。
SIMロック解除
ドコモで購入したスマホは、ドコモでしか使えないようにSIMロックされています。最近発売されたスマホは、(他キャリアでも使えるように)SIMロック解除を行うことができるようになっています。
(多くの場合は)SIMロック解除手数料は以下の通りです。
- My docomo(WEB上)・・・無料
- ドコモショップ・・・3000円
ドコモ契約中に、My docomo(WEB上)にてSIMロック解除するのがオススメです。そのまま楽天モバイルで使うも良し、(使わない場合でもドコモ契約中に)SIMロック解除しておくのがオススメです。
SIMロック解除対応端末の確認や、手数料、SIMロック解除手順などは、ドコモ公式サイトを確認しておきましょう。
参考 SIMロック解除 | お客様サポートNTTドコモキャリアメール(@docomo.ne.jp)が使えなくなる・SMSは継続利用できる
ドコモを解約すると、キャリアメール(@docomo.ne.jp)が使えなくなります。また、楽天モバイルではキャリアメールの提供はないため、Gmail利用がオススメです。
SMSはMNPなら電話番号そのままなので継続利用できます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
楽天モバイルに乗り換えるとキャリアメールが使えない。どうすればいい?MNP(ナンバーポータビリティ)の方法
MNP(ナンバーポータビリティ)はそれほど難しくありません。キャリアメールからGmail等への移動が終わったら、MNP予約番号の取得から始めましょう。
- ドコモでMNP予約番号を取得する
- 楽天モバイルに申し込む
- MNP開通手続きを行う
ドコモでMNP予約番号を取得する際に、「ドコモに残ってくれたらポイント付与します」などの引き止めがあるかもしれません。そんなときは、(2年間など)長期間の合計料金で慎重に判断するようにしましょうw
参考 他社から乗り換え(MNP) | お客様サポート楽天モバイル以上が、ドコモから楽天アンリミットへの乗換えのまとめでした。皆様の参考になれば幸いです。