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近藤雄一
目次
エコタンクモデルのおすすめ4モデル比較
2019年発売の新モデル2機種(EW-M752T/EP-M552T)を含めた、オススメの4モデルの比較表を作成しました。
上位機種はA3対応、FAX対応
オススメ4機種以外にも、値段が高くなりますが、上位機種もあります。
A3印刷対応のエコタンクプリンターは
- EW-M970A3T(94,000円程度)
また、FAX対応(型番にF含む)のエコタンクプリンターには、以下の2種類があります。
- EW-M670FT/FTW(55,000円程度)
- EW-M5071FT(A3ノビ対応)(10万円程度)
新エコタンクモデル(EW-M752T/EP-M552T)の特徴
新エコタンクモデル(EW-M752T/EP-M552T)は、2019年10月24日に発売されました。新エコタンクモデルの特徴をまとめると、この2点でしょう。
- (低価格モデルで)写真がきれいにすばやく印刷できる
- インク取付場所が変更されて小型化・コンパクトに
(低価格モデルで)写真印刷もできるエコタンクプリンター
特に一番大きな変化は、低価格モデルで、写真印刷もできるエコタンクプリンターになった点です。
新モデルでは、染料ブラックが搭載され、L判印刷スピードも上がり、写真印刷もできるエコタンクプリンターになりました。
丸みを帯びてカワイイデザインになった、ただしホワイト色のみ
写真印刷をしやすくなった事に加えて、インク位置がプリントヘッドの場所になったので、少し小型化されました。
従来のビジネスよりのデザインから、丸みを帯びたデザインになり、家庭向けのデザインになったと言って良いでしょう。
旧モデルは、ホワイト色とブラック色が選べましたが、新モデルはホワイト色のみです。ビジネス用途などで、ブラック色が良い方は、旧モデルも検討してみましょう。
旧モデルとの違いはインクコスト
旧モデルも継続して販売されます。
新モデルは買いやすい本体と低印刷コストをウリにしています。
旧モデルは(新モデルよりも)さらに安い印刷コストをウリにしていますね。
(参考)エコタンク搭載モデルカタログより
印刷する枚数によって、旧モデルと新モデルを選ぶのが良いでしょう。
インク残量表示の変更
新モデル(右)では、インクがプリントヘッドの位置になったため、インク残量はLED表示で分かるようになりました。
インク残量の有無は本体前面のLEDで表示。インク残量がある場合は白色で点灯、なくなった場合は点滅でお知らせします。常時消灯も可能。液晶パネルからもインク残量の確認ができます。
インク残量は、旧モデルの方が、パッと一目で見て分かるので、使いやすそうです。一方、新モデルの方が、スタイリッシュで、デザイン的にはシンプルで良いですね。
それでは各モデルの特徴を見ていきましょう。
各エコタンクモデルの特徴と選び方
EP-M552T
(生産終了した)EW-M571T/TWと機能・価格帯とも似ているため、比較表を作成しました。
EW-M571T/TW(生産終了) | EP-M552T(新モデル) | |
値段 | 34,000円程度 (販売当時) | 30,000円程度 |
染料ブラック | × | ○ |
顔料ブラック | ○ | × |
L判印刷スピード | 76秒 | 33秒 |
前面給紙 | なし | なし |
背面給紙 | A4:最大100枚 | A4:最大100枚 |
ディスクレーベル印刷 | × | × |
液晶サイズ | 1.44型 | 1.44型 |
両面印刷 | ○ | × |
顔料ブラックから染料ブラックに変わっている点が大きいですね。染料ブラック搭載、L判印刷スピードアップで、写真印刷に強いモデルになっています。
このモデルだけ、スキャン機能が「シートフィード方式」になっています。雑誌や本のスキャンは難しいでしょう。
また、「免許証やカード類」はアプリでスキャンすることを推奨していますね。
EW-M752T
EP-M552Tの上位機種です。1万円程度の価格差になります。
従来通り、顔料ブラックを搭載しているため、文字印刷・ビジネス用途に強いと言えるでしょう。
また、前面給紙はやっぱり便利ですし、両面印刷もたまに欲しいところですね。液晶サイズも大きめなので使いやすそうですね。
予算に応じて、こちらのモデルも検討してみましょう。
EW-M630TB/TW
エコタンクのこれまでのスタンダードモデルです。旧モデルを選ぶ理由は、やはり印刷コストの安さでしょう。印刷コストは、新モデルと比べると3分の1程度になっています。
また、2色展開で、「EW-M630TB」はブラック色、「EW-M630TW」はホワイト色です。
EW-M770T/TW
エコタンクのハイエンドモデルです。印刷コストの安さに加えて、高機能です。
上トレイに写真用紙、下トレイにA4用紙(もしくは写真用紙)を入れる事ができます。あと、ディスクレーベル印刷はこのモデルのみ対応ですね。
また、2色展開で、「EW-M770T」はブラック色、「EW-M770TW」はホワイト色です。
1年間使ってみたレビューをこちらの記事にまとめました。
エコタンクのプリンタ(EW-M770T/TW)を購入して良かった【1年間レビュー】EW-M670FT/FTW
EW-M670FT/FTWは、EW-M630TB/TWにファックス機能が付いたモデルです。
(生産終了)EW-M5071FT
EW-M5071FTは、約23.5kgと筐体が大きいですが、給紙枚数もA4 最大501枚と多く、ビジネス向きですね。
EW-M970A3T
A3印刷対応のエコタンクプリンターです。
EW-M770T/TWの上位機種となり、ほぼスペックは同等です。
プリンタはA3対応、スキャンはA4までです。
A3対応なので、やはり筐体は大きくなります。
横幅10.1cm、奥行き5.6cmのサイズアップです。
また、重量は、2.5kg重くなります。
EW-M970A3T | EW-M770T/TW | |
本体サイズ | 横52.6cm 奥行き41.5cm 高さ16.8cm | 横42.5cm 奥行き35.9cm 高さ16.1cm |
重量 | 約10.5kg | 約8.0kg |
また、背面給紙は、EW-M770T/TWは手差し1枚のみの簡易的なものでした。
EW-M970A3Tは、複数枚に対応しているので、少し便利になりそうです。
背面トレイ
(1)普通紙:最大10枚
(2)ハガキ:最大5枚
(3)写真用紙:最大5枚
(4)封筒:最大10枚(参考)エコタンクプリンター EW-M970A3T 仕様より
エコタンクモデルの本体サイズ比較(おすすめ4機種)
エコタンクモデルの本体サイズを比較してみました。クリックして、拡大してご覧ください。
新モデル(EW-M752T/EP-M552T)の方が、より斜め上から撮影されているため、大きく見えているので注意してください。
EW-M752T | EP-M552T | EW-M770T/TW | EW-M630TB/TW | |
本体サイズ | 横39.0cm 奥行き33.9cm 高さ16.6cm | 横39.0cm 奥行き32.4cm 高さ16.6cm | 横42.5cm 奥行き35.9cm 高さ16.1cm | 横37.5cm 奥行き34.7cm 高さ18.7cm |
新モデルとEW-M630TBを比べると、横幅1.5cm増えているものの、全体的にコンパクトになっているのが分かりますね。
EW-M752Tの本体サイズ
EP-M552Tの本体サイズ
EW-M770T/TWの本体サイズ
EW-M630TB/TWの本体サイズ
エコタンクのインク種類まとめ
エコタンクプリンタのインクをまとめてみました。
EP-M552T | EW-M752T | EW-M630TB/TW EW-M670FT/FTW EW-M5610FT | EW-M770T/TW EW-M970A3T |
タケトンボ | タケトンボ ケンダマ | ハリネズミ ヤドカリ | ハーモニカ マラカス |
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
家庭用エコタンクのインクの種類を教えて欲しいです【トビバコ・タケトンボ・ケンダマ・ハリネズミ・ヤドカリ・ハーモニカ・マラカス】
その他
写真を印刷するのにエコタンクはオススメ?
EW-M770Tとカラリオを比べてみましたが、今販売されているカラリオの方がやっぱりキレイですね。この辺りは、家電量販店に実際に印刷した写真の比較ブックが用意されてるので、見てみるのがいいですね。
ただ、写真がキレイなモデルほど印刷コストが上がる傾向にあります。
(生産終了)EW-M571T/TW
エコタンクのエントリーモデルです。値段を抑えるなら、このモデルがオススメでした。在庫セールしていればチャンスですね。
印刷コストの比較
エコタンクモデルは、1回のインク交換で、A4カラー文書がなんと約6000ページ印刷できます(EW-M630の場合)。PX-M650Fのインク50本分に相当するそうです。かなり印刷コストは抑えられますね。
新モデル(EW-M752T/EP-M552T)は、旧モデルのエコタンクよりも印刷コストが高くなっているので、確認しておきましょう。
A4モノクロ文書 | A4カラー文書 | |
EW-M752T | 1.2円 | 2.7円 |
EP-M552T | 1.2円 | 2.7円 |
EW-M770T/TW | 0.5円 | 1.3円 |
EW-M630TB/TW | 0.4円 | 0.9円 |
PX-M650F | 4.1円 | 13.5円 |
新モデルと旧モデルの印刷コストは、モノクロ文書で0.7~0.8円、カラー文書で1.4~1.8円の差があります。
ざっくり1枚1円の差があると考えて、両モデルを比較すると良いでしょう。例えば、5年で15,000枚印刷する考えれば、15,000円の差になるわけです。
印刷コストシミュレーション
エプソンの公式サイトで紹介されているシミュレーション例で、EW-M770T/TWで、トータルコストを比較してみましょう。
1ヶ月にA4カラー文書100枚印刷を、5年間続けると、4万円ほどお得になる計算になりました。逆に、毎月50枚未満の方は、インクジェットプリンターの方が安上がりになるようです。
エプソンのコストシミュレーションはこちらです。
参考 エコタンク搭載モデル コストシミュレーションエプソンまとめ
以上が、2019年エコタンクモデルのご紹介でした。新機種(EW-M752T/EP-M552T)が登場したことで、家庭でも枚数を気にすることなく気軽にたくさん印刷できる時代になりましたね。ご自宅で印刷枚数が多い方は、エコタンクモデルを検討するのがオススメです。
参考 エコタンク搭載モデル エコタンク方式 製品情報エプソン 参考 エコタンク搭載モデル『EW-M752T』など、家庭用インクジェットプリンター計9機種11モデル新発売(2019年7月25日) | ニュースリリースエプソン