エコタンク搭載プリンタはどれを購入するべきですか?【2019年版】

お客さま

プリンタのインク代を抑えたいので、エプソンのエコタンク搭載モデルを購入したいです。2019年モデルのオススメはどれですか?
2019年エコタンクモデルは、低価格モデルでも写真がきれいに短時間で印刷できる、小型化・コンパクトになりました。家庭向けにデザインも一新されました。オススメの4機種をご紹介していきます。

近藤雄一

エコタンクモデルのおすすめ4モデル比較

2019年発売の新モデル2機種(EW-M752T/EP-M552T)を含めた、オススメの4モデルの比較表を作成しました。

EP-M552T
EW-M752T
EW-M630TB/TWEW-M770T/TW
値段33,000円程度44,000円程度40,000円程度66,000円程度
本体サイズ小さめ小さめ普通少し大きめ
重量約4.5kg約6.3kg約5.8kg約8.0kg
染料ブラック×
顔料ブラック×
L判印刷スピード33秒25秒75秒24秒
前面給紙なし1段(A4:最大100枚)1段(A4:最大150枚)2段(A4:最大100枚)
背面給紙A4:最大100枚手差し1枚なし手差し1枚
ディスクレーベル印刷×××
液晶サイズ1.44型4.3型2.4型2.7型
両面印刷×
印刷コスト
(A4モノクロ)
1.2円1.2円0.4円0.5円
印刷コスト
(A4カラー)
2.7円2.7円0.9円1.3円
発売日2019年10月24日2019年10月24日2018年10月25日2017年3月2日
(※ホワイトは2018年10月25日発売)

上位機種はA3対応、FAX対応

オススメ4機種以外にも、値段が高くなりますが、上位機種もあります。

A3印刷対応のエコタンクプリンターは

  • EW-M970A3T(94,000円程度)

また、FAX対応(型番にF含む)のエコタンクプリンターには、以下の2種類があります。

  • EW-M670FT/FTW(55,000円程度)
  • EW-M5071FT(A3ノビ対応)(10万円程度)

新エコタンクモデル(EW-M752T/EP-M552T)の特徴

新エコタンクモデル(EW-M752T/EP-M552T)は、2019年10月24日に発売されました。新エコタンクモデルの特徴をまとめると、この2点でしょう。

  • (低価格モデルで)写真がきれいにすばやく印刷できる
  • インク取付場所が変更されて小型化・コンパクトに

(低価格モデルで)写真印刷もできるエコタンクプリンター

特に一番大きな変化は、低価格モデルで、写真印刷もできるエコタンクプリンターになった点です。

MEMO
これまでは写真印刷をするなら、ハイエンドモデル(EW-M770T/TW)がオススメでした。エコタンクモデルの中で、唯一染料ブラックが搭載されていて、L判印刷スピードが早かったためです。

新モデルでは、染料ブラックが搭載され、L判印刷スピードも上がり、写真印刷もできるエコタンクプリンターになりました。

丸みを帯びてカワイイデザインになった、ただしホワイト色のみ

写真印刷をしやすくなった事に加えて、インク位置がプリントヘッドの場所になったので、少し小型化されました。

従来のビジネスよりのデザインから、丸みを帯びたデザインになり、家庭向けのデザインになったと言って良いでしょう。

旧モデルは、ホワイト色とブラック色が選べましたが、新モデルはホワイト色のみです。ビジネス用途などで、ブラック色が良い方は、旧モデルも検討してみましょう

旧モデルとの違いはインクコスト

旧モデルも継続して販売されます。

新モデルは買いやすい本体と低印刷コストをウリにしています。
旧モデルは(新モデルよりも)さらに安い印刷コストをウリにしていますね。

(参考)エコタンク搭載モデルカタログより

印刷する枚数によって、旧モデルと新モデルを選ぶのが良いでしょう。

インク残量表示の変更

新モデル(右)では、インクがプリントヘッドの位置になったため、インク残量はLED表示で分かるようになりました。

インク残量の有無は本体前面のLEDで表示。インク残量がある場合は白色で点灯、なくなった場合は点滅でお知らせします。常時消灯も可能。液晶パネルからもインク残量の確認ができます。

インク残量は、旧モデルの方が、パッと一目で見て分かるので、使いやすそうです。一方、新モデルの方が、スタイリッシュで、デザイン的にはシンプルで良いですね。

それでは各モデルの特徴を見ていきましょう。

各エコタンクモデルの特徴と選び方

EP-M552T

(生産終了した)EW-M571T/TWと機能・価格帯とも似ているため、比較表を作成しました。

EW-M571T/TW(生産終了)EP-M552T(新モデル)
値段34,000円程度
(販売当時)
30,000円程度
染料ブラック×
顔料ブラック×
L判印刷スピード76秒33秒
前面給紙なしなし
背面給紙A4:最大100枚A4:最大100枚
ディスクレーベル印刷××
液晶サイズ1.44型1.44型
両面印刷×

顔料ブラックから染料ブラックに変わっている点が大きいですね。染料ブラック搭載、L判印刷スピードアップで、写真印刷に強いモデルになっています。

このモデルだけ、スキャン機能が「シートフィード方式」になっています。雑誌や本のスキャンは難しいでしょう。

また、「免許証やカード類」はアプリでスキャンすることを推奨していますね。

EW-M752T

EP-M552Tの上位機種です。1万円程度の価格差になります。

従来通り、顔料ブラックを搭載しているため、文字印刷・ビジネス用途に強いと言えるでしょう。

また、前面給紙はやっぱり便利ですし、両面印刷もたまに欲しいところですね。液晶サイズも大きめなので使いやすそうですね。

予算に応じて、こちらのモデルも検討してみましょう。

EW-M630TB/TW

エコタンクのこれまでのスタンダードモデルです。旧モデルを選ぶ理由は、やはり印刷コストの安さでしょう。印刷コストは、新モデルと比べると3分の1程度になっています。

また、2色展開で、「EW-M630TB」はブラック色、「EW-M630TW」はホワイト色です。

EW-M770T/TW

エコタンクのハイエンドモデルです。印刷コストの安さに加えて、高機能です。

上トレイに写真用紙、下トレイにA4用紙(もしくは写真用紙)を入れる事ができます。あと、ディスクレーベル印刷はこのモデルのみ対応ですね。

また、2色展開で、「EW-M770T」はブラック色、「EW-M770TW」はホワイト色です。

1年間使ってみたレビューをこちらの記事にまとめました。

エコタンクのプリンタ(EW-M770T/TW)を購入して良かった【1年間レビュー】

EW-M670FT/FTW

EW-M670FT/FTWは、EW-M630TB/TWにファックス機能が付いたモデルです。

(生産終了)EW-M5071FT

EW-M5071FTは、約23.5kgと筐体が大きいですが、給紙枚数もA4 最大501枚と多く、ビジネス向きですね。

EW-M970A3T

A3印刷対応のエコタンクプリンターです。
EW-M770T/TWの上位機種となり、ほぼスペックは同等です。
プリンタはA3対応、スキャンはA4までです。

A3対応なので、やはり筐体は大きくなります。
横幅10.1cm奥行き5.6cmのサイズアップです。
また、重量は、2.5kg重くなります。

EW-M970A3TEW-M770T/TW
本体サイズ横52.6cm
奥行き41.5cm
高さ16.8cm
横42.5cm
奥行き35.9cm
高さ16.1cm
重量約10.5kg約8.0kg

また、背面給紙は、EW-M770T/TWは手差し1枚のみの簡易的なものでした。
EW-M970A3Tは、複数枚に対応しているので、少し便利になりそうです。

背面トレイ
(1)普通紙:最大10枚
(2)ハガキ:最大5枚
(3)写真用紙:最大5枚
(4)封筒:最大10枚

(参考)エコタンクプリンター EW-M970A3T 仕様より

エコタンクモデルの本体サイズ比較(おすすめ4機種)

エコタンクモデルの本体サイズを比較してみました。クリックして、拡大してご覧ください。

新モデル(EW-M752T/EP-M552T)の方が、より斜め上から撮影されているため、大きく見えているので注意してください。

EW-M752TEP-M552TEW-M770T/TWEW-M630TB/TW
本体サイズ横39.0cm
奥行き33.9cm
高さ16.6cm
横39.0cm
奥行き32.4cm
高さ16.6cm
横42.5cm
奥行き35.9cm
高さ16.1cm
横37.5cm
奥行き34.7cm
高さ18.7cm

新モデルとEW-M630TBを比べると、横幅1.5cm増えているものの、全体的にコンパクトになっているのが分かりますね。

EW-M752Tの本体サイズ

EP-M552Tの本体サイズ

EW-M770T/TWの本体サイズ

EW-M630TB/TWの本体サイズ

エコタンクのインク種類まとめ

エコタンクプリンタのインクをまとめてみました。

エコタンクプリンタのインク種類まとめ
EP-M552TEW-M752T
EW-M630TB/TW
EW-M670FT/FTW
EW-M5610FT
EW-M770T/TW
EW-M970A3T
タケトンボ
タケトンボ
ケンダマ
ハリネズミ
ヤドカリ
ハーモニカ
マラカス

詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

家庭用エコタンクのインクの種類を教えて欲しいです【トビバコ・タケトンボ・ケンダマ・ハリネズミ・ヤドカリ・ハーモニカ・マラカス】

 

その他

写真を印刷するのにエコタンクはオススメ?

EW-M770Tとカラリオを比べてみましたが、今販売されているカラリオの方がやっぱりキレイですね。この辺りは、家電量販店に実際に印刷した写真の比較ブックが用意されてるので、見てみるのがいいですね。

ただ、写真がキレイなモデルほど印刷コストが上がる傾向にあります。

(生産終了)EW-M571T/TW

エコタンクのエントリーモデルです。値段を抑えるなら、このモデルがオススメでした。在庫セールしていればチャンスですね。

MEMO
2019/07までは実売価格が34,000円程度でしたが、2019/08からは9000円程度値下がりして、25,000円程度と大変オトクになっていました。Amazonでは、2020年6月頃についに在庫は無くなってしまったようです。

印刷コストの比較

エコタンクモデルは、1回のインク交換で、A4カラー文書がなんと約6000ページ印刷できます(EW-M630の場合)。PX-M650Fのインク50本分に相当するそうです。かなり印刷コストは抑えられますね。

新モデル(EW-M752T/EP-M552T)は、旧モデルのエコタンクよりも印刷コストが高くなっているので、確認しておきましょう。

A4モノクロ文書A4カラー文書
EW-M752T1.2円2.7円
EP-M552T1.2円2.7円
EW-M770T/TW0.5円1.3円
EW-M630TB/TW0.4円0.9円
PX-M650F4.1円13.5円

新モデルと旧モデルの印刷コストは、モノクロ文書で0.7~0.8円、カラー文書で1.4~1.8円の差があります。

ざっくり1枚1円の差があると考えて、両モデルを比較すると良いでしょう。例えば、5年で15,000枚印刷する考えれば、15,000円の差になるわけです。

印刷コストシミュレーション

エプソンの公式サイトで紹介されているシミュレーション例で、EW-M770T/TWで、トータルコストを比較してみましょう。

1ヶ月にA4カラー文書100枚印刷を、5年間続けると、4万円ほどお得になる計算になりました。逆に、毎月50枚未満の方は、インクジェットプリンターの方が安上がりになるようです。

エプソンのコストシミュレーションはこちらです。

参考 エコタンク搭載モデル コストシミュレーションエプソン

まとめ

以上が、2019年エコタンクモデルのご紹介でした。新機種(EW-M752T/EP-M552T)が登場したことで、家庭でも枚数を気にすることなく気軽にたくさん印刷できる時代になりましたね。ご自宅で印刷枚数が多い方は、エコタンクモデルを検討するのがオススメです。

参考 エコタンク搭載モデル エコタンク方式 製品情報エプソン 参考 エコタンク搭載モデル『EW-M752T』など、家庭用インクジェットプリンター計9機種11モデル新発売(2019年7月25日) | ニュースリリースエプソン