和歌山の高速道路4車線化まとめ、有田~印南2021年12月完成が楽しみです。

和歌山の地方紙を見ていると、高速道路の4車線化の話題がよく出てきますね。トンネルを貫通する毎に記事になっているイメージです。気になるので詳しく調べてみました。

近藤雄一

4車線化の事業認可された区間と完成時期(予定)

4車線化の事業認可された区間は、「有田~御坊」と「御坊~印南」で、2021年12月完成を目指しています。なお、「印南~南紀田辺」は、事業認可待ちのようです。

4車線化の事業認可された区間と完成時期(予定)
区間名称完成予定時期認可された時期
有田~御坊(湯浅御坊道路)2021年12月完成予定2013年6月
御坊~印南(阪和自動車道)2021年12月完成予定2016年6月
印南~南紀田辺(阪和自動車道)2030年~2035年?事業認可待ち
MEMO
印南~南紀田辺が優先整備区間になったようです。国土交通省は、財源の確保状況を踏まえ、順次事業化され、10~15年での完成を目指すとしています。
(参考)第35回国土幹線道路部会 配付資料 – 国土交通省(2019年9月4日)


(参考)平成25年度新規事業候補箇所説明資料 P.18(近畿地方整備局)

ぐるっと紀伊だより Vol.4

こちらの「ぐるっと紀伊だより Vol.4」に、4車線化事業の様子が分かりやすくまとめられています。

各事業名は、以下の通りです。

  • 湯浅御坊道路 4車線化事業
  • 阪和自動車道(御坊~印南) 4車線化事業
  • 阪和自動車道(印南~南紀田辺) 逐次4車線化事業
参考 ぐるっと紀伊だより Vol.4 P.2(NEXCO西日本 和歌山工事事務所広報誌)NEXCO西日本

地方紙でも話題になっています

私が住む紀中エリアでは、日高新報や紀州新聞などで、トンネル工事の進捗などが報道されています。地元の注目度が伺えますね。

最近では、以下の記事が出ていました。

有田~南紀田辺間の4車線化事業は有田~御坊間(湯浅御坊道路)19・4キロ、御坊~印南間9・8キロがともに令和3年12月完成に向け、土工・橋りょう工事が全面展開し、沿線各所では目に見えて工事が進んでいる。残りの印南~南紀田辺間17・4キロは逐次区間として施工しているが、工事スピードを上げるため、国に早期事業認可を要望することを決めた。
有田~御坊間は川辺ICのフルインター化とあわせて施工中。
(紀州新聞)高速道路4車線化 有田印南 令和3年末完成へ順調 印南田辺 国に早期事業認可要望〈2019年8月8日〉

どうして4車線化されるのか?

高速道路の設計当初よりも通行量が増えているからです。高速道路の延伸もあり、(2012年の時点で)湯浅御坊道路の場合、交通容量の約2倍となっているそうです。

特に渋滞は、夏の7月・8月に集中しています。夏の白浜は人気があり、朝は下りが混雑し、夕方は上りが混雑しています。

次の図からも、夏の混雑状況がよく分かりますね。ただ、「有田~印南」が4車線化されても印南以南の渋滞が残りそうですね・・

(参考)事業再評価(原案)一般国道42号 湯浅御坊道路 (NEXCO西日本)

湯浅御坊道路が4車線化されると、交通容量10,000(台/日)から32,000(台/日)となり、大幅に通行できる台数が増えます。慢性的な渋滞を緩和する事ができそうですね。

まとめると、次のような効果が期待されています。

  • 慢性的な渋滞の緩和
  • 対面通行による重大事故の防止
  • 災害時の道路機能強化
  • (被災時の)緊急物資輸送路

(参考)ぐるっと紀伊だより Vol.4

海南~有田も渋滞多発地点だった話

私が移住してきた2015年には、既に「有田~海南」は4車線化されていたので知らなかったのですが、この区間はかなり渋滞していたんですね。

(参考)平成25年度新規事業候補箇所説明資料 P.16(近畿地方整備局)

海南~有田が4車線化されたのは、2011年5月です。

4車線化前の2009年は、1年間になんと419回も渋滞が起きていたそうです。4車線化後の2012年は、なんと渋滞回数14回に激減。すごい効果ですね。

しかし、今度は有田~御坊間の渋滞が(2012年)183回とかなり増えたとの事です。

まとめ

和歌山の高速道路4車線化工事がかなり進んできました。2021年12月「有田~御坊」「御坊~印南」の4車線化が楽しみです。

白浜の渋滞を考えると、「印南~南紀田辺」の4車線化の事業認可にも期待したい所ですね。

参考資料

参考 平成25年度新規事業候補箇所説明資料近畿地方整備局 参考 事業再評価(原案)一般国道42号 湯浅御坊道路NEXCO西日本